東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

12年ぶり

2020-05-15 19:32:06 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 コロナで世界中で大変なニュース。どこの街で何があったとかの報道を耳にしながらもともと引き篭もり系の生活を送る自分にとってもいろいろな影響が襲いかかってくるのかな?なんていうと「ハハのん気だね♫」と言われてしまいそうですが、体調のことを思えば、いつ動けなくなるか、がいちばんの不安で、だからこそ、今のうちできることはやっておかなければ…と作業しています。

 お世話になっているみなさんへの人形は一部完成して、まだ
完成までいく工程というのもあります。

 それと同時に干支の事も早いうちから支度しなければ、と12年前の割型を探し出して抜き、
前回はすごく大きくて浅草仲見世の某江戸小物玩具の老舗の看板を張っている旦那さんからことごとくひどいといわれたものをコンバクトにできないか、と考えています。
 葛籠を背負っている丑はかなり念を入れて原型を起こしたものなので、大きいですが、まだ若くて体力のあった自分なりに粘って作ったな、と手前味噌になってしまいます。

 もうひとつの寝牛はやはり12年前に起こしたものなのですが、結局出さなかったもの。
 素焼き状態の「お福牛」は案外おもしろいと言ってくださる方がいらっしゃったのでこれももう少し小さくして作ってみたいと思います。

 その他干支以外のもので、かねてより小さくしたかったものも手を入れていきたいです。