新年は卯年ということで、自分あの干支でもあるので、6種類の兎の土人形を作りました。
先日の記事で画像もご紹介したのですが、「しめこの兎」は何となく、もの足らないような感じがして更に塗り加えてみました。
他の5種類は最後の今戸人形師であった尾張屋・金澤春吉翁(明治元年~昭和19年)のお作りになったものや、明治の今戸、あるいは出土品からの推定など、今戸焼の人形としてお手本のあるものですが、この「しめこの兎」だけは、創作的なものなのです。
しかし、どこか今戸っぽいパターンをとり入れたいと思いました。そこで、「狐拳の狐」や「招き猫」の涎かけなどにみられる「蛸足模様」、そして「羽織狐」や「裃雛」「客寄せ狸」などにみられる「黒襟」を加えてみました。 どぎつくなってしまいましたかね???
全然意識していなかったのですが、色っぽいですか?
ありがとうございます。