めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

烈日―東京湾臨海署安積班(今野 敏)

2011-08-06 21:31:23 | 本(まあまあ) か・さ行の作者

やんや  やんや ♪
もしかして、今まで読んだ 安積班シリーズの中で、1番好きかも。

今回は、8つの短編仕立て
 新顔 → 海南風 → 開花予想 → 烈日 → 逃げ水 → 白露 → こがらし → 厳冬
と、季節が移り変わっていく構成です。

しかも、ついに、安積班に増員!
女刑事の水野マホちゃん、ついに登場です。
これまで男一色だった 安積班に水野刑事が加わることで、
同期の須田刑事(なんと、 いつの間にか昇格して 村雨さんと同じ部長刑事になっていました…。(驚))
はじめ、安積班のメンバーにも 少~しずつ変化が ・ ・ ・ 。

今回は、事件解決だけでなく、
速水小隊長や 相楽(強行班の)第2係長の出番が、いい感じにあって、
村雨さんや 桜井さんの目線で描かれている巻もあり、
いつも以上に、情緒たっぷりに仕上がっていて 楽しめました。

あ、
あと、美人新聞記者の友紀子嬢も 存在感たっぷりで、
(なるほど~、 山口さんは、こーゆー関連だったのか…)と、繋がりが やっとわかりました。
安積班の事を、コラムに採り上げたのは、いい オチだったなぁ~~。

なにしろ、今野先生の本は、常に人気が高いので、いつも殆んど 書架になく、
たまたま見付けられれば、もうけもの! という感じなのです…。
だから、本当は順番どおりに読みたいところなのですが、やむを得ません。(泣)

さぁて、次は 何が読めるかなぁ~~。
コメント
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