めでたく、上 からの続きで やってまいりました。
(結局、読み続けてしまった…)
ここへきて、“100周年書き下ろし” というのは、一体なんだろう・・・?
と思って見てみたら、こーゆー事 でした。
ふーん…。
んで、下巻はと言いますと、
主人公の又三は、父親の死に接し 作田家の長男としての自覚も若干(?)芽生え、
上巻よりは 結構まとも(というより マシ)になってきたか… という展開に。
ようやく、タイトルとの関連性を匂わせるシーンも出て来たし…。
でも ・・・
でも ・・・・・・(苛)
結局、なんなの~~~~~???
ワタシは最後まで、解せなかった…。
百田尚樹ともあろう作家さんが、原稿2400枚もの疾風怒濤のエネルギーを この作品に費やすワケが…。
作田又三と出会った 数多くの登場人物が皆、尻切れトンボなのが…。
作田家の家族にしても、結局 散々もったいつけといて なんだったんやーーー? って感じ…?
みんな、決して幸せな展開になってないし・・・
後味が よろしくないし…。
『永遠のゼロ』 の作家さんだということで、過大なる期待だったかな~~。
ちょっと、自分としては ガッカリ感が大きすぎて、感想文を書くまでには至らない、
というのが 率直な感想です。
大作だっただけに・・・ ね。