めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

錨を上げよ[下] (百田 尚樹)

2011-10-09 22:25:57 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

めでたく、上 からの続きで やってまいりました。
(結局、読み続けてしまった…)

ここへきて、“100周年書き下ろし” というのは、一体なんだろう・・・?
と思って見てみたら、こーゆー事 でした。
ふーん…。

んで、下巻はと言いますと、
主人公の又三は、父親の死に接し 作田家の長男としての自覚も若干(?)芽生え、
上巻よりは 結構まとも(というより マシ)になってきたか… という展開に。
ようやく、タイトルとの関連性を匂わせるシーンも出て来たし…。

でも ・・・
でも ・・・・・・(苛)
結局、なんなの~~~~~???
ワタシは最後まで、解せなかった…。

百田尚樹ともあろう作家さんが、原稿2400枚もの疾風怒濤のエネルギーを この作品に費やすワケが…。
作田又三と出会った 数多くの登場人物が皆、尻切れトンボなのが…。
作田家の家族にしても、結局 散々もったいつけといて なんだったんやーーー? って感じ…?
みんな、決して幸せな展開になってないし・・・
後味が よろしくないし…。

『永遠のゼロ』 の作家さんだということで、過大なる期待だったかな~~。

ちょっと、自分としては ガッカリ感が大きすぎて、感想文を書くまでには至らない、
というのが 率直な感想です。
大作だっただけに・・・ ね。
コメント
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