ついに、予約の順番が回ってきました。
なにしろ、相当 話題になった こちらの本。
どこにでもいるような フツーの高校生(和也)が ひょんな事から、
東京 → 熊本(自宅)へ帰る途中、出会った素敵な人々とエピソードなのですが…
うーーーーーーーーーん・・・(唸)
確かに、いいんですよ…。
とーーっても大事なことを教えてくれた 川崎の田中さん から始まって、
田中さんの愛する息子が勤める美容室の店長さん(木原さん)
↓
交番の若いおまわりさん(太田さん)
↓
トラック運転手の柳下さん
↓
和田先生(お医者さん)
・・・ と、この辺りまでは、結構 純粋なイイ話だなぁ~ と思って読み進めておりました。
…が、
なんだか、数々の魅力的な人達 と、彼らが和也にもたらしてくれた 暖かいハート
せっかくの良い材料が、なんだか 横滑り~~~ って感じにまとまっているような…。
フォローも あまりに素っ気なさ過ぎて、ちょっとがっかり…。
どうして、このような “ちょっと 上っ面を舐めた” だけの小説(?)が
話題を呼んだのかが、理解できませんでした…。
思いっ切り辛口で、ごめんなさい。
このような傾向だったら、ワタシは 山本甲士さんの こちら とか こっち の作品の方を
推奨いたしマス。