めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

「また、必ず会おう」と誰もが言った。(喜多川 泰)

2011-10-14 22:14:31 | 本(うーん…) か・さ行の作者

ついに、予約の順番が回ってきました。
なにしろ、相当 話題になった こちらの本。

どこにでもいるような フツーの高校生(和也)が ひょんな事から、
東京 → 熊本(自宅)へ帰る途中、出会った素敵な人々とエピソードなのですが…

うーーーーーーーーーん・・・(唸)

確かに、いいんですよ…。
とーーっても大事なことを教えてくれた 川崎の田中さん から始まって、
田中さんの愛する息子が勤める美容室の店長さん(木原さん)
  ↓
交番の若いおまわりさん(太田さん)
  ↓
トラック運転手の柳下さん
  ↓
和田先生(お医者さん)
・・・ と、この辺りまでは、結構 純粋なイイ話だなぁ~ と思って読み進めておりました。

…が、
なんだか、数々の魅力的な人達 と、彼らが和也にもたらしてくれた 暖かいハート
せっかくの良い材料が、なんだか 横滑り~~~ って感じにまとまっているような…。

フォローも あまりに素っ気なさ過ぎて、ちょっとがっかり…。

どうして、このような “ちょっと 上っ面を舐めた” だけの小説(?)が
話題を呼んだのかが、理解できませんでした…。
思いっ切り辛口で、ごめんなさい。

このような傾向だったら、ワタシは 山本甲士さんの こちら とか こっち の作品の方を
推奨いたしマス。
コメント
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