横浜みなとみらい署シリーズは、今回初めてでしたが、なかなか面白かったです。
なにしろ、「ハマの用心棒」と名高い、ちょっと破天荒な諸橋係長が率いる 暴力団組織犯罪対策係 ・ ・ ・
噂によると、本物(暴力団やヤクザさん達)を相手にするわけだから、強面揃いの こーゆー班が
警察には存在すると聞いていましたが、まさか 今野作品の中にも取り上げられていたとは… (驚)。
今回読んで、暴力団の人々のことを、「マル暴」と呼ぶのは×。 → 正解は「マルB」
警察の暴力団組織犯罪対策係のことを、「マル暴」と呼ぶのだ ということを知り、
大変勉強になりました。(← いたって真面目!)
さすが、暴力団・ヤクザ 相手なると、ストーリーを構成しているのも、スケールが いつもと違う… ?!
単なるコロシや拉致だけでなく、
クスリや…、国外にも及ぶ 特有のルート… などなど。
今回は、中国の武装警察も絡んでくるという ちょっといつも(安積班とか捜査一課とか)とは 違う感じ…。
はっきり言って、“終わり5分の1あたり” の部分から、急ピッチで面白くなってきました。
読み終わった時点での感想としては、読み応えあったし。
諸橋班のメンバーも、個性派揃いで これからが楽しみです。