『糸と樹』でドイツ製のハタキを買って、次に向かったのは、古書と雑貨のお店『READAN DEAT(リーダンディート)』レトロなビルの2階。
意外や、意外。お客様が、途切れることなく入って来ます。古本て、やっぱり人を惹きつけるんですよね。
古本の他に、作家もののうつわ。器好きの血が騒ぐけど、ここは『うきゃあ~』と大騒ぎする店じゃなくて、『ふむふむ』『ほほぉ』と言う感じで、静かにじっくりと見回す場所。
お若いオーナーさんは、基本静かにたたずんでるので、こちらから声をかけない限り、ほっといてくれます。
陽射しがサンサンと降り注ぐ窓際には、本を読むためのカウンタースツールもあるし、ガラス扉で区切られた一角は特集のコーナー。本・器・食品、と狭いながらも、店内をクルクル回遊できました。
店舗というより、持ち主の好みが反映した個人の書棚、と言う感じです。
『ここは、食のコーナーなんだな』『ここは建築関係か』と、本の並べ方に、個性を感じます。 ル・コルビジェの建築写真集とかが、そろっていました。
古本屋特有のホコリさぽさや、カビっぽい匂いとは無縁の清潔な空気。
この中から、フードジャナリストの平松洋子さんの『おもたせ暦』という本を購入しました。決断の速いnakkaさんも、サッサッと漁ってた。
『糸と樹』と『READAN DEAT』の2店舗をまわったのち、nakkaさんが名言を吐きました。『今日は、草食系男子のお店めぐり、でしたね』と。
ウマイ!!確かに、オーナーお2人とも、静かで、細くて、もの優しくて、草食系男子の王道。基本路線のド真ん中のたたずまいではありますが・・・・・。
地方では実験的と思える個性のお店を、かたひじ張らずに、やってるのがすごいなぁ~。
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