父の思い出の味と、母の味

土曜日は、両親の顔を見に実家へ行ってきました。・・・と、その前に、八丁堀の「御菓子司　みよしの」へ寄って、手土産を買いに。

私が小学生の頃（昔過ぎて何年前とか数えられない）に、父が仕事帰りによく「みよしの」の3色団子をお土産に買ってきてくれたものです。いまとなっては、なんで、みよしのの3色団子だったんだろう？？？と、父本人もわからない。ケーキ屋さんなんてそうそう無い時代。こどもだった私は、このお団子を食べるのが、すごく嬉しかった。

「みよしの」は、いまは八丁堀の路地にひっそりと、店舗を構えています。
かなりの高齢のおじいさんとおばあさんが、いまでも、お店に出られているので、ずっと同じ店主さんのままかしら？？？
ビルは新築ですが、風情のある店内。いかにも和菓子司、という感じ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

以前も絶賛おススメしたことがありますが、ここのおはぎは、注文する都度、厨房で握ってくださるので、少し待つことになります・・・・・が、こ～んな美肌なおはぎが出来上がってくるんだもの。いくらでも待つよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　

はるか昔に、しょっちゅう父が買ってきてくれていた3色団子とは違うけど、同じ「みよしの」謹製のお菓子。
「なつかしい。あの店、まだあったか。」と父が感激してくれました。初めて食べたはずの『みよしの』のおはぎが、なつかしい味がしたそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして、実家に行くと、母がこしらえてくれていた手作りの佃煮を分けてくれました。
チリメンジャコと胡桃でこしらえてあります。イカナゴくぎ煮を母流にカスタマイズしている感じ。これが、白ご飯にあうったらない。
　　　　　　　　　　　
母も、80歳を越えた今は、料理への情熱が乏しくなった様子ですが、手間のかかるこんな佃煮を、私達のためにこしらえて待っていてくれました。
子どもの頃から食べ慣れた味なんだけど、最近なんだか特別美味しい気がします。
あと、何回、この佃煮を食べることができるかしら？？？と、少し寂しい気持ちにもなります。

ついに茅乃舎オープン

常々、私がひつこく「好きだ」「好きだ」と言い続けて、我が家の料理はこれ無しには成り立たないほどの「茅乃舎」のだし。
もはやダシでは無く、ヤクだ、と主張し続けているので、もう耳タコですかね？？

いつもは、博多へ行った折に爆買いするか、通販で爆買いするか（いずれにしても爆買いする）していた、その「茅乃舎」が、ついに広島にも出店しましたよーーー。
三越のグッジョブ。よくぞ、茅乃舎を引っ張ってきてくれました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

三越地下のフードコーナーのリニューアルオープン初日に、駆けつけました。
わんさかお客様がいます。みなさん、この日を待ち望んでいたお仲間たちなのね。

しかぁ～し、もうひとつ楽しみの茅乃舎の別ブランド「椒房庵」のイカの柚子麹漬けが、見当らないじゃありませんか？？？
店員さんに尋ねたら、「椒房庵」ブランドの商品は、博多本店限定だそうです。ＯＨＨ－－－Ｎｏ－－－！！！麹漬けが無いとは（涙）思わぬ誤算。

なんてこったい！！茅乃舎ファンのみなさま、ワタクシと一緒に「イカ柚子麹漬け」の誘致運動をいたしましょうぞ。

とりあえず、答がわかっているのに、3人の係員さんに「イカ柚子麹漬けは、どこでしょうか？？？」「えぇーー？？？置いてないんですか？？？』『すっごく美味しいのに。ぜひ入れてください」と、わざとらしい小芝居をしてきました。
広島県民には、イカ柚子麹漬けが、人気みたいだぞ、植えつけたつもりなんだけど。騙されてくれないかしら？？？
開店日のごった返しの店内で、迷惑な客たらありゃしないですね。

開店から1週間。そろそろ落ち着いた頃でしょうか？今日も偵察に行ってきます。『イカ柚子麹漬けはありませんか？？』と一応聞いてみるか。

　　　　　　　　　　　　 

昨日のトップニュース2つ

今日の広島県民、この話題を語らずにおれようか。
昨日の広島県民の話題を独占。ドジャースの我らがマエケン。初勝利だけじゃなく、ホームラン打つってね、ど～よ～。
マエケンがヒット打つたびに、ＰＬ学園の4番ですから伝説は、海を渡っても健在なのね。
中でも、全国100万人のカープファンのみなさまが、泣いたのは、ドジャーズブルーのスパイクの靴ひもがカープレッド赤だったことでしょうか。
これは、黒田さんと同じく、大リーグ活躍後に、カープに戻ってくる、戻ってきてくれる、と確信したのではないでしょうか。

マエケンが大リーグで花開くのと、同列に扱うのはなんですが・・・・・我が家の庭も、花が開き始めました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

そして、もうひとつのトップニュースが、違法カジノ店での賭博行為で、輝かしい選手人生に自ら傷をつけた選手のこと。ワタクシ、高校時代はハドミントン部でして。
実はこう見えて（どう見えるんだ？？？）・・・・・体育会系なのは、性格だけで、運動神経が発達しているとは言いがたい。こんなしんどいスポーツは2度とするもんかっ、と大学では軟弱文化系サークルに入りましたが、バドミントンに対する思い入れは今でも強いのです。

当時は、マイナースポーツだったバドミントンが、トップニュースになるなんて！！
・・・・しかし、こんなことで喜んではいけない。
バドミントンの企業選手でも、1千万円単位の賞金もらえるんだ？？？？バドミントンもやるな！！と思ったのですが、こんなことで、話題になってはいけない。

協会の専務理事が、会見で涙をぬぐい、深々と頭を下げる姿を見て、もらい泣きしてしまいました。
自分のしたことは自分の責任だけど、親以外の人に、頭を下げさせるようなことは、無しで。

この緑色に惹かれて

ピスタチオファンのみなさま、お待ちどおさま。
誰も待っていない、と言われても、ピスタチオを使ったこのスイーツのことを語らずにいられるでしょうか。いやしないさ。　　　　　

期間限定なうえに、そごう店限定。フランス菓子ポワブリエールのピスタチオのエクレア。
　　　　　　　

見て、見て！！この目の醒めるようなピスタチオグリーン。
このグリーンはいやでも眼を惹きます。私も、何気なく通りすぎようとしたショーケースの前で、このグリーンに呼び止められました。
期間限定が終了して、再登場のこの日を待ち焦がれて、ついに再会。すかさず購入。小ぶりなので、当然2個。
もちろん、うんまぁい。ピスタチオのクリームの香り、踏み込んだ塩加減。色だけじゃなく、お味も好みにドストライク。

晩ご飯前、空腹時にまずは1個平らげ、2個目は大事にお風呂上りにと、取っておいた・・・・・・・お風呂からあがって、冷蔵庫を開けたら、無いっ！！ピスタチオのエクレアが無いっ！！
そういえば・・・・・お風呂の扉の外から、帰宅した長男が何やら叫んでた。『◆※☆食べてもいい？？』
晩ご飯のことだと思い「いいよ」と言ったような（涙）

めったに甘いもの食べない長男が、よりによって、大事なピスタチオエクレアをなぜ食べる？？？
「この緑色は、気になるじゃろう。どんな味なんかな？？？と思って」・・・・・・と。息子よ、お前もか・・・・。

・・・・ということで、翌日もポワブリエールに立ち寄ることに。たぶん、長男に食べられなくても、立ち寄ったとは思うが・・・・・
17日までです。ピスタチオファンのみなさま、急げ。

満開の桜の下で（大手町ランチシリーズ 番外編）

もう桜の季節も終わりですね。最後にオフィス近くの川土手に、ランチタイムを利用して、職場のみなさんとお花見に。
うちの担当のボスは、お酒を飲まないし、子育て中の後輩女子もいるし、さくっと。お弁当も、各自で持参という超効率的なお花見。

川土手の桜は、なかなかの、満開ぶり。
　　　　　　　　　　

花びらが散っている様子も風情があります。
　　　　　　　　　　　　　　
仕事の合間のお昼休憩とはいえ・・・・・気の利いたおじさんから、ノンアルコールビールの差し入れ（爆）
・・・・・といっても、なかなかに手を出す勇気が無くて、お茶を頂きました。根がキマジメなサラリーマンなもので（誰だ？？うそつけと言ったのは？？？）
ビニールシートを準備してくれたのは、中堅男子社員。お菓子の差し入れも、同じく男子から。
ワタクシ含め3人の女子社員は、身ひとつでやって来ました。うちの担当の男性陣、みなさま、お優しいもので、甘えます。
　　　　　　　　　　　　　　
満開の桜の下でのお弁当も、なかなかのもの。この場所、穴場です。
　　　　　　　　　　　　　　
いつもは密閉重視のタッパーウェアでもってくるお弁当ですが・・・・・仕事のあいまとはいえ、お花見だから、一応、それらしいお弁当箱にしてみました。
宮島口の雑貨店『エピロ』でひと目惚れして買ったアンティークのお弁当箱。恐ろしく密閉性が悪いので、1度使ったきり。
この日は、斜めにしないよう、そぉ～と用心して通勤したつもりですが・・・・・がぁ～ん、やっぱり中身が傾いてる。