ここのところ、信じられないような天変地異といいましょうか、今までなかったような災害が立て続けに起き、更に、まだそれがやむ気配がないという事態が起きています。被災された方、心よりお見舞い申し上げます。
ここ、静岡市内でも、昨日昼過ぎに急な激しい雨が降り、その時、NPO法人の活動で、4人車に同乗させて(私を入れて5人)依頼先への移動中でした。
今日は荒れ模様になる様だから、早目に切り上げてこないと、相手先ももしかしたら今日は早仕舞いで、終業になってしまうかもしれないし、河口付近の施設なので、高台への避難などもあるかもしれないから、電話をして…なんて、言っている合間にも、ワイパーが利かないぐらいの雨になってしまいました。
始めは狭い道を通り抜けてと思っていたんですが、こういう日は大きい道を通った方がいいんじゃない?という、意見が出て、そうだねと急遽道を変えて走っていたので、よかったのですが、もしも、間道を通っていたら、水没したかもしれないです。
すれ違ったり、横を追いぬいて行く車のしぶきも波をかぶるような状態で、このまま走って行ってしまっていいのだろうかと、迷うような状態な時に、突如雨がやみ、青空が出てきました。
時間にすると15分ぐらいでしたが、局所的な大雨だったようです。
幸い、その後は雨も落ち着いていて、活動を終えて、私は何気に、少し高いところにある駐車場から、バックで出たんですが、(特別怖いとも思わずね)静岡市内って平らなところが多いので、もちろん山の方に行けばですが、いわゆる市街地ってほとんど高低がないんですよね。
反省会の時に、ああいう雨の時の対処の仕方、それこそ、竜巻も起きるかもしれないし、地震の時は緊急に避難しなくてはならないようなところが市内でもかなりの地区にあるわけで、どのように対応しようかと言う話が出ました。
でも、よかったね、よしこさんじゃなきゃ、あれ、運転できなかったよねと、異口同音に言うので、私は大雨の時の事を言っているのかと思ったら、それもだけど、あの「坂」しかも雨の後のぐちゃぐちゃのところを、バックで下がりながら曲ったのがすごいって言うんですよ。
は?坂なんてあった?
……もしかして駐車場?
んんんん?坂って言うか?50センチなんて、上がってなかったと思うけどなあ。盛り土がしてあるぐらいで、まあ確かに土なので、ワダチが出来てぬかるんではいたけど、入れる時にワダチは避けて、地面のぬかるんでないところに入れたし。
いや、バックで一発であの「坂」降りれないって!と静岡人は騒ぐわけですよ。
じゃ、とっても、私の故郷へは行けないな。ばあちゃんちなんて、45度の勾配よ。そこ直進で入り、帰りはバックで降りるからね。
いや、それに、私、息子の野球の付き添いがあったから、山道もだし、河原へ下りたり、ここへ駐車?なんてとこへも入れたから、免疫ができていたのかなあ。
それにしても、やはり静岡人は生ぬるいのオと思ったのさ。
その割に、危機感なく、車の中で雑談してたけど?
話がよこにそれました。
本題は、NPOの活動を、例えばこういう状態だから中止した方がいいかどうかって言う判断は、誰がするのかって事なんです。
一応この活動は行政からの委託なので、行政はこういう時はどう対応しますかと、尋ねたら、
「行政はむしろ、そういう時は出動しないといけないので、委託もそれに準じます。としか言えません。あとはそちらで判断して下さい」と言われたらしい。
もちろん、災害時、私の所属するNPOにも要請がきて、対応しなくてはならず、その為の訓練も行われたけれど、とりあえず逃げなきゃって時、もちろん、委託先に到着していれば自分たちだけ逃げるなんてことは出来ないのだけれど、まだ向かっている時の判断だよね。
まさか遠方の役員にのんびり相談なんてしている間もない時。
緊急に避難しますって時。
その、「緊急」の判断が難しいわけで、今日自分が責任者だったので、あの判断はよかったのかって気になるんですよね。
たまたま、あれは走っている時だったけれど、たまたま、止んだけれど、もしかしたら、ものすごい雷雨になった可能性もあり、行ってしまって、帰れなくなったって事もありうるわけですから。
それに、この活動、かなり遠くから来てくれる会員がいて、今日もしかも、活動を初めてやると言う人が来ていて、そういう人は、早く返すべきだったかなどとも思いますし。
今日も活動が何カ所かで行われるし、天候も荒れ模様になりそうだしなあ…。
天変地異じゃあ、ボランティア保険は出ないだろうなあ…。