「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

ホットニュース!

2016年09月26日 | オーディオ談義

我が家のオーディオにとって絶対に無くてはならないものがある。

それはスピーカーではグッドマン(英国)のアルニコマグネット型と真空管では「PX25」(英国)。前者は現在「AXIOM300」と「AXIOM80」、後者は「PX25シングルアンプ」が両方セットで活躍中。

これらが故障して修理不可能となれば我が家のシステムはたちどころに崩壊する(笑)。

したがってスペア用を兼ねて常にオークションに目を光らせているが、久しぶりに両者の出品があり、無事落札できたので勝利の余韻が残っている今のうちに、(投稿予定の「オーディオ訪問記~最終回~」を後回しにして)「ホットニュース」として緊急速報させていただこう。

落札日は昨日(25日)の深夜でいずれも熾烈な競争を経てのものだった。

☆ 「AXIOM110」ユニット

           

オークションの解説は次のとおり。

アルニコマグネットとWE755系の様な大変浅いコーン紙カーブで、ツヤのある大変魅力的な音を出します。個人的にはヴァイオリンの音がピカイチだと思います。ユニットサイズは25cm(フレーム径)で他の16cm、20cm系のフルレンジよりダイナミックです。

このユニットは今回出品のドーム型キャップタイプと、サブコーンが付いた2種類あるようです。
こちらにドーム型の参考写真があります。www.vintageaudioworld.com/products/catalogue/goodmans/

定格
 周波数特性 40Hz~15KHz
 許容入力 10W
 定格インピーダンス 15オーム

45L程度のARU付きエンクロージャーが良さそうですが、私は70L程度の密閉で聞いていました。残念なことに1本は裏の銘板がありません。アルミの板を丸く切って取り付けました。(今は外しています)。また1本に小さな補修跡がエッジに1箇所あります。

以上のとおりだが、到着したらまず裸のままでテストして結果良好の場合は「ウェストミンスター」に容れている「フィリップスのユニット」(口径30センチ)を入れ替えてみようかと思っている。これで我が家のスピーカーはすべて「グッドマン」になる。

50年近くになるオーディオ人生の中で出会った最高のスピーカーは「グッドマン」だからメチャ楽しみ~。

☆ PX25出力管

                     

オークションの解説は次のとおり。

OSRAM(GEC)の直熱3極出力管PX25で、戦前の英国を代表するオーディオ用3極出力管といえます。プレート損失25W。

出品していますのは初期のナス管タイプのものでも、1枚目画像左側の通常サイズのPX25(サイズ比較のためでオークションには含まれません)と比較すると分かるように、時折見かけるガラス部分の形状が長いロングタイプのものです。1930年代前半の製品。

ゲッタの減少も見られず、特性はTV7/Uで確認済みの新同品です。 基準値30に対し、測定値は58となっています。

以上のとおりで、オークションの解説をそのまま鵜呑みにすると大変な目に会うことが多いが、この出品者に限ってはあらゆる関係者の方々にお聞きしても信頼度の面で「一押し」の有名な真空管ショップさん。

1930年代製、しかも新品同様とあれば見逃す手はないし、それも予想外の低落札額だった。ペアではなくて1本だけの出品はやはり狙い目である。

これで、PX25系としては「PP5/400」(英国マツダ:最初期版)が3本、PX25が6本そろった。これだけ揃えておけば息のあるうちは大丈夫だろう(笑)。
 


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