皆さま新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
どうやらお天気にも恵まれていいお正月になりそうですね。
昨年末に年賀状を慌ただしく書いていたところ、文面に「平成の年も終わりになりますのでこれを機会に年賀状のやり取りを止めさせていただきます。」というのが、いくつかありました。
「そうですよね、お互いにぼちぼち世俗から足を洗うときですよね。」と、まるで達観した仙人になったみたいに素直に共感しました。
しかし、「音楽&オーディオ」ばかりは例外ですよ(笑)。
今年もファイトを燃やして飽くなき探求に取り組むつもりですが、どういう波乱が巻き起こるかワクワクしています。
「一年の計は元旦にあり」なので、さっそく今年の展望といきたいところですが、端的に言いますとオーディオ面では現在の音質にさしたる不満があるわけでもありませんので、むしろオークションでの「掘り出し物」次第でどう転ぶかわからないところがあります。
したがって、五里霧中の面も大いにありますが、それを前提にしてあえて展望を述べてみましょう。
何といっても、まずは音楽から。
昨年末にパソコンオーディオで「モーツァルト・チャンネル」(インターネットラジオ)の導入に成功してから、在宅時には常時聴きふけっています。文字どおり「浴びるような聴き方」といっていいでしょう。
テレビはいっさい観なくなりました。これ以上に価値のありそうな番組はありえませんのでね(笑)。
「いったんモーツァルトにハマると他の作曲家が物足りなくなります。」という記事を読んだことがありますが、思わずハッとするほどの美しい旋律が次から次に展開していきます。もう別格ですね。
クラシック音楽の頂点に位置する作曲家です。天才という言葉にふさわしいでしょう。
そして、これはクラシック全般の話ですがつい最近の情報によりますと60年以上前の演奏が著作権が切れて次々に公開されているそうです。つまり、1958年以前の録音ですね。
たとえばモーツァルトのシンフォニー「第39番」を例にとりますと、かっての錚錚たる名指揮者たち「クナッパーツブッシュ」「トスカニーニ」「フルトヴェングラー」などの録音が「特殊なパソコン操作」によって聴けるそうです。
当時のこととあって、おそらく録音自体の音質は冴えないでしょうが、名演という意味では貴重な文化遺産ですよね。聴くのが非常に楽しみです。
次に、いよいよオーディオの展望です。
<変換系~スピーカー~>
☆ フルレンジ系
やはりグッドマンが中心になります。クラシック音楽の表現力にかけてはこのブランドの右に出るものはありません。ただし「フェライト・マグネット」の時代のものは「?」なので誤解なきように~。
現在の「トライアクショム」「AXIOM80」「AXIOM150マークⅡ」の中で、一番のお気に入りは「トライアクショム」(同軸3ウェイ)です。
生涯に亘って付き合う価値のあるユニットですが、これも初期から後期までいろんなマグネットのタイプがあるので、オークションの出品状況に目が離せません。
☆ 2ウェイ系
2ウェイ系ではウェストミンスター(改)がどうにか様(さま)になってきました。ウーファーはワーフェデールが大のお気に入りなので変えるつもりはありませんが、ポイントは800ヘルツ以上を受け持つツィーターです。
現行の「175」(JBL)以上のものが出てくればということになりますが、ちょっと無理ですかね・・・。
<増幅系~真空管アンプ~>
現在、パワーアンプのほうは「PX25」「WE300B」「6A3」「171」とあって満腹状態です。
むしろプリアンプの方に興味があります。音の変化という意味ではパワーアンプよりも効果的です。現在の「マランツ7型」も気に入ってますが、ほかのもいいのがあれば聴いてみたい気がします。
<音の入り口系>
CDトラポ、DAコンバーターが2系統あって「これで十分かな」という感じです。
ただし、デジタル技術は日進月歩です。耳寄りのニュースがあって何と海外のオークションで「384KHz」が再生可能のDAコンバーターが2万円以下で出品されているとのことです。
さっそく1台落札してもらいましたが「首尾やいかに!」と固唾を呑んで待っているところです。
最後に、<コード類>について
DAコンバーターからプリアンプ、あるいはプリアンプからパワーアンプに繋ぐコード類(RCAコード)、次にパワーアンプからスピーカに繋ぐコード(SPコード)などはその線材の種類によって音質が変わることはよく知られています。
しかし、コード類がもたらす効果についてはあまりにも安易なところがあり、邪道のような気がしてこれまであまり興味がなかったのですが、つい最近オーディオ仲間が海外から取り寄せたという「定価47万円の銀線コード」(アメリカ製)を持参してくれましたので聴いてみたところ驚くべき効果がありました。
ヴァイオリンの音色が「まるで濡れたように聴こえる」のです。
これは素晴らしい!
これに関しては次回以降で述べてみましょう。
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