3月の下旬から4月の10日頃まで桜をまさに熱写していたが、その土手にたくさんのツバメが飛んでいる、かなり前にD5000+55-200mmを使って流し撮りの練習といってはツバメを撮っていたものだ。
つい懐かしさに追いかけてみたが、やはりトレーニングを怠ると結果は歴然、はじめの二日ほどはツバメを捉えるのも困難な状況でブレた景色しか写っていない写真だらけだった(笑)。
それでも後半はフレームに収まるようになり何カットかジャスピンのものも撮れるようになってきた。
カメラ本体はD700(なにせツバメを撮るために持ちだしたカメラではなくあくまで主役は桜だったので)、レンズにはTamron:28-75mm と 70-300mmの2本を使っていた。
28-75mm(DX:クロップで使用)の方はさすがに焦点距離が短いのでカメラに捉えるのはたやすかったが、それなりの写りになってしまう。
やはり70-300mはしっかりとらえた時のツバメの浮き上がり方はゾクッとするものがある。
(下の写真はすべてトリミングしている)
その1:SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical (IF) MACRO 使用時のカット
DX:クロップモードといってもファインダーでは広く見渡せるのでツバメを楽に捉えることはできる。
望遠端75mm(実質112mmちょい)で頑張れるのでこうして結構近くで捉えられた。
なかなかピシっとしたピントを得るのが難しい・・・、
こうした向かって来るツバメは「さあ、来い!」って感じで盛り上がる(笑)。
後ろから捉えるよりやはりこうして前から捉えられるのも短い焦点距離のおかげかも・・・
その2:SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 使用時のカット
さすがに300mmとなると手前とか正面が難しくなる、こうして追っかける形が多い。
だがこの浮かび上がる被写体の感動は望遠ならでは。
奥とツバメのボケ方も合わせ気持ち良いです。(↑写真:クリックで拡大します)
クロップモードにはないD700本来の画が見えるのがうれしい。
ピントがまだ少し甘いが、比較的近場で捉えることができたもの、羽の艶がうれしい。
こうしてみると70-300mmで捉えるのに苦労はするが、出てきた画像にはとても満足できるものがあり、このところバンバンツバメは飛んでいるのでトレーニングを積みたくなります(笑)。
上達への近道、どんなことでも言えるのかもしれないが兎にも角にも「忍耐そして地道な努力」ですね・・・。