D700にSP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1を付けての写真がとても気持ち良いので多少重くても日々のCobbyの散歩でも持ち出しが苦ではなくなりました^^。
「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」、「SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1」、「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」、「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」そしてこのレンズと使ってきてNikonの質感描写の素晴らしさやピント面のシャープさや高めのコントラストで立体感・臨場感に感激し、Tamronではその対極のようなタムロンらしいピント面からボケのなだらかさで写真の柔らかさに驚き、この二つの対比に「レンズの味」というものをしみじみと感じさせられました。
きょうも180mmマクロでの散歩です。
まずはD700で撮るとこのレンズでもAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sでもとても似た感触で出てくる画にちょっと驚きました。晴天時の順光で木々のの葉と空を撮ると幾分デフォルメされたようにとてもあっさりとした表現ができるようです。
こちらがAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sで撮ったもの...
どちらも同様の露出設定ですがすっきりというかあっさりというかとても「シンプル」な画ですよね。SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1の方が焦点距離が長いのでボケの量が多くなっているのですが、このある程度距離のある被写体で同居するのが背景の空だけという具合だととてもスッキリした画になりますね。光も違うのですがAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの葉の描写は特に質感良くあっさりと描かれており好感が持てます。
こちらは毎度の「ニラ」です、たくさんの種が落ち始めています。
背景がスッキリしている分ニラの表情がとてもリアルです。手元に花を持ってライトを点けて見ているような錯覚に陥ります(笑)。
優しい色というこのレンズらしい「味」という意味ではこちらのマユミの木がまさにそれですね。
パステルカラーに彩られた真っ赤なマユミの実、開放付近ではこの全体的に柔らかい表情は保たれるようです。まあこうした背景がスッキリとなる要因としては絞りに応じた被写体と背景までの距離に依るところなのですが、瞬時に対応できるように慣れておかなければいけませんよね...。
ちょうど4~5cmほど等間隔で並んだ扶養の枯れた実があったので近接時の背景の変化を調べてみました。
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<左上:f/4, 1/1000, ISO200> <右上:f/5.6, 1/500, ISO200> <右下:f/8, 1/250 ISO200> なんとも露出の勉強のようです(笑)、同条件で絞り優先にて撮っているので1段ずつ絞っていくとシャッタースピードが1段ずつ遅くなってます。 | |
背景にある比較的近くの枝の様子を見るとよくわかりますね、花などは最短撮影距離で撮る時以外はだいたいこのくらいの距離感ですから背景の整理には参考になります。f/8で見られる一番奥の実を囲む空間(黒い部分)が開放ではボケが大きくなりかなりの部分空間を隠してしまいます、背景の見方の勉強にもなりますね。
そんなこんなでいろいろ撮ってみました....
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そして最後はやはりいつもの氷川神社のニャンコです^^...
きょうは手水舎で喉を潤しています、傍まで行っても微かに毛は逆立てますが目で私達を追っているだけ・・・なんとも肝の座ったニャンコですね・・・神のご加護もあるのでしょうか(笑)。
横顔もアップでいただきました...
いつものごとしなんですが午後4時前の木々でこんもりした境内だったのでISO感度は高めですがなんとか見れますかね、こういうシチュエーションだとα7IIならもう少し精細に写るかもです・・・一長一短ですね^^。
※ カメラ :D700
レンズ :SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1
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