讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

鄭成功記念館と鄭成功誕生の地_長崎県平戸市

2020-07-25 20:00:00 | 旅行
 こないだ、平戸に行ったのである。台湾の英雄、鄭成功(ていせいこう)をご存じだろうか。毎年、ここで鄭成功祭りが行われるが、台湾や中国からも多くの人が訪れるという。

 鄭成功の父は、中国福建省の出身(当時の明:漢民族)だが、平戸で日本人と結婚している。明は後に清に支配されるが、清は満州人が建国した支配国家であった。また、その当時の台湾はオランダが支配していたのである。

「中国を、どげんかせなあかん。異民族を追放し、漢民族の国を建国せにゃあかんやろう」(※多少、脚色しております。また諸説あります)

 ということで、抗清復明を掲げ清と戦うが、南京での戦いに敗れ本拠地を台湾に移す。しかし、台湾にはオランダがおった。

「オランダさん、台湾から出て行って欲しいのだが」ということで、首尾よく台湾を開放したのである。

 しかし、わずか39歳で病死している。その後、21年間鄭氏の遺志を継いだ政権が続くが、結局は清に攻められ降伏してします。後に中国は歴代王朝が代替わりをし、今の中華人民共和国がある。そういうことで、鄭成功は英雄として祀られているのである。

 カーナビ様の言うとおり走っていたら「鄭成功記念館こっち」という看板があったので、ぎゃっと細い道に入った。ん、こんな細い道なのか。と思ったら、それらしき建物発見。


 しかーし、空きスペースは「駐車禁止」の看板がある。道の反対側には、そこそこ広いスペースがあり、車が数台停まっているが、ども他の会社か民有地の雰囲気がある。勝手に停めたら、痛い目に合いそうな雰囲気や。ちょっと聞きに行こうかと思ったけど、この建物はトイレで、誰もいなかった。うーむ、ちょっとこの辺を回ってみよう。

 で、海岸沿いの広い道に出たら、無料駐車場発見。


 あ、海岸沿いの道を行ったら、こんな分かりやすい門があった。


 これで、安心して記念館に行けるがな。トイレの上に、記念館がありました。入館無料なるも、心付の箱があったので気持ち投入しました。


「どちらから」
「あ、F岡です」
「鄭成功は、知ってますか?」
「いや、あまり」
「これをどうぞ」


 ということで、ボランティアの方にいろいろ説明を受けました。

「写真は、いいですか?」
「どうぞ」


「駐車場がどこだか、迷いましたよ」
「すぐ下のトイレ横は、駐車禁止ですからね」
「海沿いに大きな門があったので、道路沿いに来れば分かりやすいですね」
「確かに分かり辛かったので、門を作りました。台湾や中国の方々からの寄付で建てたものです」
「なるほど~」


「近くに、鄭成功誕生の地もありますよ」
「行ってみます」

 ん、ここ?海じゃね。


 鄭成功の母が千里ヶ浜に行ったとき、産気づいてこの大石の脇で子を生んだとか。(ほんとかなぁ)

 鄭成功記念館 長崎県平戸市川内町1114番地2 P海岸の無料駐車場へ
コメント
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