讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

袋生麺「盛岡冷麺」(株)菊水_北海道江別市

2023-06-08 20:00:00 | うどん・らーめん
 こないだスーパーに行ったら「盛岡冷麺」が売っていたので1袋お買い上げ。


 盛岡と言えば「わんこそば」を思い出す。学生時代、YH(ユースホステル)を利用して全国を旅していたのだが盛岡のYHに宿泊した時、たまたま居合わせた数人で意気投合し「わんこそばを食べに行こう」ということになったのである。

「どこか、いい店知っている?」
「いや、駅周辺だったらどこでもいいんじゃない」

 ということで、適当に目星をつけた店に入ったのである。わんこそばというのは定額料金で、小さなお椀に入ったそばを際限なく食べられるシステムです。一口サイズなので100杯とか、それ以上食べる猛者もいるようです。さて、若い野郎3人組で初わんこそばスタートです。

 よっしゃよっしゃと胃袋に蕎麦を流し込んでいきます。テーブルの横には手練れのおばちゃんが付いて、食べると間髪を入れずに蕎麦を椀の中に流し込んできます。最後は椀の蓋を閉めるとおしまいなのですが、閉めるタイミングがないほどの電光石火で入れてきます。

 3人のうち、一人がギブアップしました。3人いるのでおばちゃんの力が分散され、比較的容易に蓋はできました。次にN村がギブアップしました。最後に、客(にいちゃん)とおばちゃんの一騎打ちです。

「ぐ、ぐるじー」
「蓋が閉まらないと終われないよ」
「よし、蓋を片手に持ってと」

 椀の近くに蓋を準備して食べたら・・蕎麦が飛んできて、数センチの隙間をぬって椀の中に納まった。わー、神業じゃ。悪魔の所業じゃ。

「食べないと、次が待っているよ」
「ひー」

 普通、提供する蕎麦が少ない方が店が儲かる仕組みなのだが、わんこそばは損得勘定が通用しないところが恐ろしい。

「すいません、勘弁して下さい」(ついに泣きが入った)
「じゃ、今準備している蕎麦が無くなったら勘弁してあげよう」
「わ、わっかりました」

 泣きながら食べきって、蓋を閉めたとさ。

 ところで、隣のテーブルでは若いカップルがわんこそばを楽しんでいた。(うちらみたいな必死さはない)

「えー、もう食べられない~」(ねえちゃん)
「じゃあ、蓋をしめればぁ」(にいちゃん)
「はい、それじゃお終いですね」(おば)

 なんでやー、うちらの対応と全然違うやないかい。という経験をしたのを思い出しました。

 盛岡冷麺の麺というのは小麦+でんぷんの麺です。ルーツは半島の方にあるようで、通常のうどん麺とは異なりツルツル系の麺です。キムチなどをトッピングしてスープも辛い系が基本のようです。


 ということで、辛みの元が添付されており、量で好みの辛さを調整します。

 
 お勧め具材を参考に、キムチ・鶏肉・きゅうり・ゆで卵をトッピングしてみました。キムチは、吉野家ブランドがあったので、同スーパーで購入です。辛みの元は半分くらいかけてみたところ、大したことがなかったので全投入です。


 うどんとも、冷やし中華とも違う、盛岡特有の食べ物のようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする