讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

さばサンド「Mackerel Sandwich」コストコホールセールジャパン(株)

2023-06-09 20:00:00 | グルメ(食べ物一般)
 こないだコストコに行ったら「さばサンド」が売っていたので1つお買い上げ。


 さばサンドといったら、トルコ名物である。まだ、コロナのコの名も無いころ、トラピックスツアーでトルコ⇒ギリシャを回ってきたことがある。トルコの街中では、現地のファーストフードとして「さばサンド」があちこちで売られている。有名なのは、港に係留している「めっちゃ揺れる船」でサバを焼きながら売る店(船)が良くTVで紹介されるのだが、そこでは食べていない。

 ツアーの途中でトルコのイスタンブールから夜行国際急行列車に乗って、ギリシャのテッサロニキまで行く時である。列車の発車まで、少し時間があった。

「さばサンド食べる人いますか?希望があれば、まとめて買ってきます。」(添乗員)
「あ、はいはいー」(N村を含む10数人が手を挙げた)
「ここで、待っていて下さいね。絶対にどこかに行かないようにお願いします」(列車は待ってくれないしな)

 10数分後・・
「はい、どうぞ」

 ということで、焼いたさばをパンに挟んだ本場の「さばサンド」を食べたことがあります。小ぶりの焼きさばで、骨付きです。それに、野菜が少し入っています。焼いた骨付きの魚を、サンドイッチで食べるという経験は初めてだったので、かなり違和感はありました。しかし、これも食文化の一つとして経験できたことは良かったと思います。


「列車に乗りますよ~」
 トルコからギリシャ行の、夜行急行列車です。夜中に国境を通過するので、全員起こされてパスポートが回収されます。問題が無ければそのまま返還されますが、疑われると荷物チェックなどが行われるということです。幸い、我々のツアー仲間は疑われることなく無事に通過しました。(他の乗客は分かりません)国境で数時間足止めさせられるので、定刻通りテッサロキニに到着する事はなく、普通に5~6時間遅延することは日常とのことです。そういうわけで、テッサロニキで迎えに来る観光バスの方も「遅れるのが日常」という対応で、別に心配する様子もありませんでした。


 この列車は、テッサロニキ⇔イスタンブール⇔テッサロニキと書いてあるので、ギリシャ側の列車です。日によっては、トルコ側の列車が運行されるとのことです。 


 話を戻して、コストコのさばサンドオープンです。(話が長かったな)


 ビジュアル的にも、本場トルコのさばサンドよりゴージャスっぽいです。さばは大きく、生野菜もりもりです。レモンも付いています。


 断面図をご紹介します。


 かなり塩味が効いている塩さばで油が乗っていて、焼きさば定食としても良さげです。骨は取り除かれているので、食べやすいです。レモンをかけると、うま味がぐっとアップします。といっても、さばなので魚くささはどうしても残ります。これは、本場のさばサンドをそのまま再現すると、マーケティング的に弱いということで、日本向けにアレンジされたものと思います。N村的には、本場のものより美味いと感じました。(味には個人差がある)

 そういえばトルコに行った時、日本に行ったことがあるというトルコ人と話をしたことがあります。(ツアー途中のお土産屋の店員)

「日本の料理は、口に合わないね。特にトルコ料理の店に行ったら、故郷の味と全然違ったよ」
「それは残念でしたね。自分も、本場の味はちょっと合わないかな」(トルコ料理は、世界の三大料理の1つだけど)
「お互いさまだね」

 料理というのは、その国の人の舌に合わせて提供される場合が多いので、やはり本場の味と異なることは仕方ないと思います。また、そうしないと店として営業がなりたたないことが多いので、そういうものと思って食するようにしています。
コメント
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