東海テレビの「ぴーかんテレビ」の不適切放送の検証番組が放映された。テレビ放送が見れなかったのでHPから視聴させてもらった。以下のアドレスで2週間ほど視聴できるそうです。
http://mv3.tokai-tv.com/video/
私の関心事は、「不適切なテロップが作成されオンエアされた根本にある”職場風土やモラルの問題”にどう決着を付けるのか」だったが、大きくは取り上げられなかった。
放送されてしまったことに対するチェック体制の甘さの方を大きくとらえている感じで、私としては腹に落ちない内容だった。
テロップを制作した人は、検証番組の出演に協力させられた後、懲戒解雇されたようだ。ならば、不適切なテロップと知りながら、スタジオの大型モニタに写そうとしたタイムキーパーはどうなのか?オンエアされないつもりでも(結局これがオンエアされてしまった)、この行為はテロップ制作者と同罪またはそれ以上かもしれない。何となくトカゲのしっぽ切り的な印象を拭いきれない。
テレビ局側とテロップ制作者との意見の食い違いも検証されていない。
岩手県では放映されず、県民はHPから閲覧すると思うが、釈然としない気持ちが残るだろう。