新発田の旅の2日目は上越への帰り道に新潟市港南区にある北方文化博物館を見学。
圧倒されますね。廊下の軒を支える丸木は、まるまる一本、長さ30mです。贅を尽くした豪農の館の一端が見てとれますね。
大広間は7つの部屋を合わせると100畳の広さとか。私の家がいくつ入るのでしょうか?
そして縁側からは豪華な庭園が鑑賞できます。
手前の大きな石は京都から運んだとか。この他にも佐渡島やら那智やら全国から庭石を取り寄せて庭園を造っているそうです。
この庭園、織田裕二主演映画の椿三十郎のロケに使わました。そう聞いて、映画のシーンが蘇って来ました。確かにこんな庭でした。
お客様用玄関も超特大です。
大広間のある棟はこんな感じです。
16人が囲んで座れる囲炉裏。ご婦人がたがくつろいでおられました。
乾燥した稲をハサ木から下ろして船で運搬する昔の光景を撮った写真が展示されていました。今では見られないでしょうね。先頭で船を引いている人の力強さが伝わってきます。
御土産屋さんには新潟の名だたるお酒。プレミア価格ではなく定価販売です。
今建てようと思っても不可能な館でしょうね。圧巻でした。