貯蔵庫を改造したウヰスキー博物館に入ると、お馴染みの「キング・オブ・ブレンダーズ」のステンドグラスが名に入る。創業者・竹鶴政孝のブレンドへのこだわりだろうか。右手にはショットクラス、左手には原料である大麦の穂を持っている。
第1号ウイスキー。中身が減っているのは、瓶の栓がコルクでできていたために蒸発したそうです。飲んだらどんな味なんでしょうね。
樽の原酒も同様に、年を経るごとに蒸発して少なくなっていきます。これを「天使の分け前(Angel's share)」呼ばれていますが、15~20年すると3割以上なくなるとか。40~50年たつと半分くらいになるので、貯蔵する年数にも限界があるそうです。
これも懐かしい、オーソン・ウエルズのG&Gポスター。テレビの宣伝も印象深かった。
竹鶴がスコットランドへ留学した時の実習報告が展示されていた。細かく丁寧に書かれている。
試飲は、「竹鶴ピュアモルト」を1:1の水割りでいただきました。この飲み方が、芳香を楽しめます。
竹鶴の奥様の名にちなんだ「RITA HAUSE」は、旧研究所。今は使われていません。
創業当時の事務所は、余市町の指定文化財として保存されている。
屋内はこんな感じ。
政孝夫妻の住居も蒸留所内に移設されている。残念ながら玄関ホールのみしか見学できません。
説明は不要かな。
住居の模型があります。和洋折衷ですね。
その証拠に、2階の窓には障子が見えます。
ガイドツアー待合室で、ここでしか買うことができないオリジナル・チョコレートを買って、蒸留所を後にした。