パイプで組まれ風を受けながら海岸を動く巨大人工ビースト、何かの機会に何回か動画を観たことがある。
オランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセン(Theo Jansen)が作る「ストランドビースト(Strandbeest:オランダ語で砂を意味する“Strand”と生物を意味する”Beest“をつなぎ合わせたヤンセンによる造語)」の展示会が三重県立美術館で開催されていたが、今日の最終日に滑り込んだ。
テオ・ヤンセンが構想をめぐらしたノートも展示されていた。画家出身だけあってスケッチ画もリアル。
初期はアタリ社のコンピュータで計算している。この時代は16ビット機になっているのかな?今やお目にかかることがないCRTディスプレイが懐かしい。
パイプを組み合わせているので、幾何学的な美しさも備わっている。
向かい合った2対のビーストは、互いの鼻のような部分が動くと求愛活動を連想させる。(デモンストレーション)
台風一過のお出かけ、楽しめました。