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Touch the Wind!

~気ままに出かける旅とグルメの記録 along the ROUTE527~

SUZUKI歴史館(3F)

2012-05-11 17:00:00 | 車・バイク

1階から3階に続く階段の天井に布が吊り下げられていたのが気になっていたが、3階へ行って訳がわかった。鈴木式織機が織った布だったのだ。うーん、良い演出だ。
3階のコンセプトは「お客様と歩んだ歴史」。まさに歴史館らしさが漂う空間になっている。

バイクの歴史は、パワーフリーE2(1952)から始まるようだ。自転車に36cc空冷2サイクルエンジンを付けたモデル。もち、ペダルでこぐことができる設計。どちらかというとエンジンが補助動力のようだ。

日本最初の軽自動車、スズライトSS(1955)は、359cc空冷2サイクル2気筒エンジン。FF方式を日本で初めて採用した車でもある。

昔はこんな風景がどこにでもあった。マイカー黎明期には、庭に青空駐車(我が家は今でも…)だが、羨ましくて覗き見る少女の姿。この車は、フロンテ360(1967)で、空冷3気筒エンジンに進化してます。

私の生年のバイクがありました。コレダST-6A(1959)は、123cc空冷2サイクル単気筒。スズキのSマークが初めてタンクに取り付けられたエポックモデルです。

スズキと言えば、ジムニーは外せませんね。黄色いのは1970年の初期型です。空冷2サイクル2気筒エンジンです。

一世代で終わった、超人気廉価スクーター、チョイノリも展示されてました。電動アシスト自転車よりも安かった。

今でも売れ続けるワゴンR。この背高デザインは軽自動車のスタンダードになりましたね。

SSモデルもしっかりと展示。どちらかと言うとバイクの背景写真に目が行きます。

こんな珍しいサインがMRワゴンのエンジンフードに書かれてました。長島茂雄&星野仙一…スゴイ!

愛する油冷エンジンを採用したGSX-R750。油冷エンジンと言っているが空冷エンジンだ。熱くなるシリンダ上部にエンジンオイルをスプレーして冷却しているので、国内では油冷と称している。
英語では、Air Cooled with S.A.C.S(Suzuki Advanced Cooling System)と言う。

約2時間かけて一通り見学。まだまだ名残惜しいので、もう一度訪れたいね。


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5 コメント

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バーチャル見物2 (田中)
2012-05-11 18:20:57
フロンテ360はどこかの外国人ドライバーが(名前は忘れた、目的地も忘れた)耐久テストを兼ねて走り切りましたね。いつかのモーターショーにフロンテ360をイメージしたコンセプトが出てましたが、あれは出ませんね(笑)
ジムニーの語源はジープのミニでジムニーこんな名前は現代じゃ付けられません(笑)
チョイノリはチョイ乗り、ワゴンRはワゴンもあーるだそうです、まったくふざけすぎ(笑)
GSX-Rや隼はやれば出来る証(笑)
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Unknown (やまめ)
2012-05-12 11:11:56
なかなか見ごたえのある資料館だったのでは。
我が家の初代のマイカーはスズライトでした。
1960年代半ばであったと思います。

田中さん、外国人ドライバーはスターリング・モスだったと記憶しています。
トップドライバーでありながらも一度もチャンピオンになれず“無冠の帝王”と呼ばれていました。
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田中さんへ (ガッキー)
2012-05-12 20:35:46
車のネーミングは真面目なのもから洒落っ気たっぷりのものまで色々とありますね。
トヨタなんかはクラウンがあるのに、カムリ(冠)という同じ意味の名前があるしね。
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やまめさんへ (ガッキー)
2012-05-12 20:39:48
そう、見ごたえ十分で時間が足りませんでした。また、そのうちに行って見ようと思います。

この前、やまめさんに道順を教えてもらっていながら、新城の山側から浜松入りしてしまいました。帰路は、またまた浜名バイパスです。
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やまめさんへ (田中)
2012-05-13 19:19:46
そう、スターリングモスでしたね。
絶版車の本探し出しました、無冠の帝王とありました。アウトストラーダ走行ですね。
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