2018年度末に閉館が決まっている名古屋ボストン美術館。1999年に開館して以来、何度も横を通り過ぎるも訪れたことがなかった。
ボストン美術館と名古屋市博物館をはしごした。
驚いたことにはボストン美術館は国貞と国芳の浮世絵を所蔵していたんですね。ボストンから名古屋に運んで展示されているというのは、いかにも不思議な感じ。二人の作風の違いを楽しむのもよし。なんとなく国貞の方が華やかな感じがします。女性画が際立つはずです。一方、国吉は落ち着いたトーンが多くビシッと引き締まった感じ。歌舞伎役者画が映えるのでしょう。
170点もあり、2時間立ちっぱなしの観賞。この後の名古屋市美術館までは市バスで移動。
名古屋市博物館は「ポンペイの壁画展」。4年前にポンペイ遺跡を訪れた記憶が蘇ります。
http://blog.goo.ne.jp/jh2tng/s/%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%82%A4
閉館が17:00なので1時間余りしか観賞時間がなかった。まあ、浮世絵と比べれば点数は半分以下だし、遺跡のため不完全なものもおおく観賞に時間がかからない。
B.C.79年にヴェスヴィオ山噴火ために1日で火山灰に埋まり滅んだ都市の栄華を残す貴重な壁画だ。この時代のものが今でも色鮮やかに残っていることに驚きを感じる。
そういえば、僕も開館したころに一度行ったきりで、長い間ずっと行ってません。
行こうかなと思いながらも、バイクに乗りたい、サッカーを観に行きたい、クルマで出かけたい・・・ということになってしまうんです。
行けば、絶対にいいところなんですよね。
旅先で行く方が多いかな。