国が放置してきた影響も大きい
2016年11月13日
民進党代表の蓮舫氏が二重国籍という違法状態を20年以上、続けていたようですね。政権交代を目指す野党の党首が日本国籍と台湾国籍を持ったまま首相に就任したら、どちらの国益を尊重するか。この国籍法違反は四方八方から批判を浴びるだろうを思っていたら、意外に静かなのです。なぜなのだろうか。一つの手がかりを得ました。
最近、友人が集り、政治、社会問題を議論したとき、蓮舫氏の二重国籍もテーマになりました。日本の国籍法では、「22歳までに国籍の選択をし、日本国籍を選択した場合、外国籍からの離脱を求める」努力義務を課しています。この数人は国際機関、シンクタンク、大手商社、銀行に勤めた職歴があり、豊富な知識、常識を持っているはずの人たちばかりです。蓮舫氏を問題視するのは私一人で、他は「お前は何をいうか」と、すさまじい勢いです。それを聞くうちに、多くの国民もそういう考えなのだろうなと、思いました。
「国際機関、シンクタンクは異なる国籍の職員、社員の集団だ。一般企業も社員を多国籍化しないと、やっていけない。グローバル化した時代に国籍にいちいち、こだわるのはおかしい」と、一人はいいます。「国際化が進み、海外で生まれる日本人、日本で生まれる外国人が増えている。国籍選択の手続きをきちんとしないでいる二重国籍者が80万人もいる。蓮舫氏だけをなぜ問題にするのか」とは、別の一人です。
政治家と一般人の国籍を同列に扱うな
私は反論します。「蓮舫問題は政治家、さらに首相なった場合の二重国籍がもたらす問題であり、国家間に紛争や対立が生じた場合、どちらの国、国益を代表することになるのかな」。私の友人たちのように、政治的公職者と一般人を同列に論じる人が多いですね。
外交官の場合、「外国籍を有する者は、外務公務員(外交官)になれない」(外務公務員法)のです。企業では、国際化が進み、外国人を積極的に採用するようになったのと訳が違います。外交官の場合、国益が絡む案件の処理が仕事であり、原則として、日本国籍者だけを採用します。首相や閣僚も国益絡みの交渉に当たることが多く、二重国籍者はまずいですね。
「そんなに問題ならば、なぜきちんと取り締まりをしてこなかったのか」と、これは鋭い指摘です。国籍に絡む関係法律の規定があいまいだったり、罰則がなかったり、義務が努力義務であったり、ですね。法令に違反しても、厳しく追及できないか、しない背景があります。友人たちの指摘はもっともで、法律改正をする必要があります。
「国会議員の場合、衆院は日本国民で満25歳以上、参院は満30歳以上」(公職選挙法)だけとあり、外国籍者(二重国籍者)を排除すると明記していません。さらに「首相は国会議員の中から指名する」(同)とし、首相の国籍規定には直接、触れていません。ただし、日本の国籍法は一定の年齢(満22歳)までに、国籍の選択をするよう求めていますから、つまり国会議員になろうとするなら、それまでに日本国籍だけを持つ。さらに首相はその中から選ぶのですから、日本国籍者だけがその資格を持っていることになります。
政府にはうやむやにしてきた責任
国籍問題はきちんとした説明、解釈を聞かないと、理解しにくいのですね。それで蓮舫問題にはモヤかかっているような感じなのですね。戦前に朝鮮半島から連れてこられた人たちも日本に多く、国籍離脱の手続きは面倒なので放置している人は相当数にのぼるでしょう。実際問題として、国籍規定を厳格にできない理由の一つでしょう。
私は「首相を目指す公党代表が虚偽の釈明を続けてきたことにも、問題がある」といいますと、友人たちは「それを黙認してきた政府がおかしい。そんな人物を代表に選んだ政党がおかしい」と反論します。そうでしょうね。法務相は「蓮舫氏は国籍法上の義務には違反していたことになる」と、国会で発言しています。なぜこれまで放置してきたのか。本音は、この問題をうやむやにしておきたかったのでしょう。
蓮舫氏は二重国籍問題が発覚し、当初は「私は生まれながらの日本国民」とか、説明していました。認識が甘かったのか、国籍に対する意識が薄かったのでしょう。言い訳が通らなくなると、やっと日本国籍の取得(選択宣言)、および台湾国籍の喪失の手続きをこの9月か10月にしました。現在は少なくとも日本国籍は持っており、その間、蓮舫氏は違法状態だったのです。民進党幹事長の野田氏も「説明ぶりに一貫性がなかった」と、述べています。蓮舫氏もうやむやにしておいて逃げ切るつもりだったのでしょう。
民進党に厳しい安倍政権にも、積極性が感じられません。やっかいな問題が連鎖的に浮上しかねませんからね。新聞も消極的ですね。欧米ではテロ、移民、難民問題に頭を抱えています。そのためにも、国籍の厳格な管理が必要になってきていますね。国籍管理なしにテロ、不法移民対策はできません。まず首相の芽はない蓮舫氏の問題よりも、本当はこちらのほう重大だと思います。
議員内閣制勉強しな
今は日本人でしょ?本当にくだらない。
戦前の半島徴用者は帰還事業の結果、残留者245名に過ぎません。
参考までに昨年の特別永住者数35万人の0.1%以下です。
(昭和34年7月13日、朝日新聞報道より)
あるいは根拠となる情報をお持ちであれば、
ご紹介いただけないでしょうか。
今年はリオ・オリンピックもあり、国籍を考える良い機会だったのに、蓮舫の二重国籍は藪をつついて蛇が出るのを恐れた記者クラブ所属の大手マスコミにおかれましては、報道しない自由を行使なさいました。このような事案があると、地方参政権すら許してはいけないと強く感じた次第です。
蓮舫氏は,11月16日本日現在もまだ台湾籍を抜けていない。中華民国内政部のサイトで確認ができるのだ。誠に意外だが嘘ではない。
ということは,9月23日手続きが完了した,証明書をもらったというのは真っ赤な大嘘なのだ。ネット内では徐々に知られつつあるが,産経新聞に知らせても取り上げない。貴殿は記者OBなら,是非取り上げるように後輩に言ってほしい。
拙ブログに検索方法,この間の状況,問題点の分析を載せてあるので,是非見てほしい。嘘としても信じられない病的レベルだ。見逃してはならない。
http://ichidokusha.hatenablog.com/
何十万人いようと全て処置するべきですね。
それを回避すること自体が,既に一つの政見である。
貴殿は回避するか。この嘘を見逃すのか。
他の論点に逃げずに,この一点のみまずは腹を括れ。存在しない書類をもらったという人間を信用できるか。
そういう人間がのさばっているのに黙っているのがジャーナリズムか。
マスコミが勝手に自分の左右の立場でスルーすることを兵器でやるようになったのはいつからか。貴殿のころもそうか。
ならばマスコミは我が国にとって,有害無益だ。
真実の前に謙虚なメディア魂はどこに行った。
警鐘を鳴らさないとしたら,貴殿も現役時代から腐ってたんだな?
そうじゃないなら,この不甲斐ないクズな後輩共に一撃を食らわせろ。
一体どこの全国紙のOBか不明な中村さんよ。
野党第一党の代表が許されざる大嘘つきという問題はどうされますか。
確認ができること,その問題性,全てお示ししてあります。
それでも無視するとしたら,貴殿はあの大嘘つきを擁護する立場だと判断されても仕方ないのではないですか。
問題は二重国籍自体や,それについての国内での脳天気な受け止めの可否ではありません。
我が国第二党の代表が,救いようのない大嘘つきであり,それをその党だけではなく,マスコミも一致して隠蔽しようとしている,ということです。
これは貴殿のジャーナリストとしての矜持に鑑みて,果たして許されることですか?看過してもよいことですか?
これを理由無く看過するとしたら,貴殿はジャーナリストの経歴を名乗ることはやめなさい。ジャーナリストの名折れだ。
このサイトの情報が間違いだ等の理由を示さずに,いい加減にスルーしてすむ問題か。
心して対処されよ。
貴殿のブログ,コメントがフリーなのはフェアでよろしい。
貴殿が的確な反論を寄せない限り,この国のメディアの絶望すべき現状については発言を続ける。
貴殿からも,是非前向きな論争を望む。
蓮舫の嘘は,もはや病気だ。あれを見て見ぬふりをするのは,立脚点の如何を問わずあり得ない。見て見ぬふりをしたとしたら,その人物自身の利害に関係すると疑った方がいい。
貴殿自身問題と感じる浅はかな国際主義的擁護論に対し,言い訳のような吐き出しをするのではなく,貴殿の見解を正々堂々と述べられよ。
政府も悪い,というような,ふやけた言説しかないですか。
政府・国家ってなんですか?我が国の統治システムの結果でしょう?そのシステム自体に問題がある可能性は否定しないが,「政府」が自分たちの外にあって批判だけしていればいいというのは,あまりに脳天気ではないか。永遠の野党体質・批判するだけのぬるま湯に安住する補完勢力だ。
ともかく,この病的な嘘つきを見逃すのかそうでないのか,貴殿自身,ブログでこれに関する問題を発信した以上,責任を取りなさい。
知らんぷりは見苦しいぞ。