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桜えびの危機?

2014年04月30日 | コンサルティング

旧東海道を歩く旅にはいろいろな楽しみがありますが、その一つに「食」があります。これまでの旅すがら小田原のアンパン、三島ではウナギ、沼津でも海産物などその土地ならではの食をおいしくいただいてきました。

さて、先日は富士市から由比までの約15キロを歩きました。今回の食の楽しみは、国内の水揚げ量100%を誇る由比の桜えびでした。食い意地が張っている私は、「花より団子」でひたすら桜えびを食べることだけ?を楽しみに歩を進めたのです。

ところがです。今年は桜えび漁が不漁とのことで、残念ながら食べることができませんでした。由比では、毎年5月3日に「由比桜えび祭り」を行い、町の人口の約7倍になる7万人もの人出で大変に賑わうのだそうですが、今年は不漁のためにその祭りを苦渋の決断で中止にしたとのことです。

思えば10年前に桜えび祭りに出かけた時には、大変な人出で由比漁港内で販売されていた桜えびのかき揚げ丼を食べるのに長蛇の列に並んだ記憶があります。

桜えびの不漁の原因ははっきりしていないそうですが、今年はダイオウイカが富山湾で二日続けて水揚げされたりと、過去にない海の珍事が起きていることと関連があるのかもしれません。海水温が例年と比べ少し高いようですから、これも温暖化の影響なのかもしれませんね。

大海での出来事は、われわれ人間には如何ともできないところが何とも歯がゆいところですが、来年は是非とも大漁になり、おいしい桜えびが食べることができることを願っています。

一方、自然界だけでなく、私たちビジネスパーソンを取り巻く社会環境も日々大きく変化していますが、こうした変化をきちんと捉え的確に対応することができれば「危機」は避けることができると思います。

つまり、日頃から変化に敏感でいること、予めいろいろな対応策を用意しておくこと、「いざ」という時には素早く毅然と対応することが大切ではないでしょうか。

私自身は改めて今後のライフキャリアを考えてみたいと思います。

ゆでガエルのようにならないように。

(人材育成社)


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