毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
井川慶
ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を希望する井川慶投手(阪神)との独占交渉権を、ニューヨーク・ヤンキースが、落札額2600万ドル(約30億円)で獲得した。これで交渉が順調に進めば、来シーズンは松井秀喜と同じチームで、ワールドチャンピオンを目指すことになる。
松坂大輔投手の交渉権をボストン・レッドソックスが60億円という信じられないような金額で獲得して以来、ヤンキースの来季に向けての補強が遅々として進まないような印象を受けていた私は、これで少しほっとした。少し前に、ヤンキースの先発ローテーションが、王健民・ムース・ジョンソン・プロクター・パヴァーノの5人だという噂が立ったときには、とてもワールドチャンピオンになんかなれないぞ、と少なからず心配していただけに、井川が加わってくれた(まだ契約は済んでいないが、入団するものとして)ことは、大きな喜びである。
だが、正直に言って、私は井川投手のことをよく知らない。もともと私が阪神ファンではないからだが、いつも仏頂面しているような井川は余り好きな選手ではなかった。数年前から、ポスティングでメジャー移籍したいなどと、ごねているようにしか見えなかった彼のことを、余りいい感情で見てはいなかった。ところが、今年は今まで頑として井川の要求を受け付けなかった阪神球団が譲歩して、彼のメジャー移籍を認めて以来、ひょっとしたら松井の同僚になるかもしれない、と少しずつ彼の記事に目を通してはいたのだが、それでも、まだほとんど知らないと言ってもいいくらいだ。そこで、ちょっと調べてみた。
阪神での成績は、
1999年 1勝1敗 14三振 防御率6.46
2000年 1勝3敗 37三振 防御率4.35
2001年 9勝13敗 171三振 防御率2.67
2002年 14勝9敗 206三振 防御率2.49
2003年 20勝5敗 179三振 防御率2.80
2004年 14勝11敗 228三振 防御率3.73
2005年 13勝9敗 145三振 防御率3.86
2006年 14勝9敗 194三振 防御率2.97
ここ5年間は、連続10勝以上あげており、これは松坂や上原でも成し遂げていない数字らしい。これだけでメジャーに通用するかどうか判断するのは早計だが、私の記憶にある井川は、マウンド上でダイナミックに躍動するフォームから、ズバッと三振を取る姿である。あの姿を目に浮かべると、メジャーでも十分やっていけるような気がする。
しかし、井川慶という選手は、少しばかり特異な性格の持ち主のようだ。一昨日「いつもどこでもマイペース これが井川慶という男」という記事が載っていた。そこから幾つかの逸話を抜粋してみる。
『関西に10年近く住んでいるのに茨城なまり、チーム内では「だっぺ」の愛称で親しまれる』
『チーム内外から批判が出ている長髪も短くしようとしない』
『2003年のリーグ優勝時、歓喜に沸くチームメートのビールかけの様子を「次の日が登板だから」と寮の自室でテレビ観賞』
『05年のリーグ優勝時は、ジムでトレーニングをしていて岡田監督の胴上げに間に合わなかった。初めてのビールかけは、においだけで酔っぱらいダウンした』
『「井川には野球と(趣味の)ラジコンしかないやろ」と岡田監督が冗談交じりに言うように、ラジコンとサッカーが大好き』
『100かん近くのすしを軽く平らげる大食漢』
『推定2億円以上を稼いでいるのに、無駄遣いはしない。多くの選手が外車を乗り回す中、年式の古くなった国産車にずっと乗っている』
などなど、井川伝説と言うべきエピソードには事欠かないようだ。
しかし、今日一番気になった報道は、松井秀喜が井川に対して「交渉が順調にいって一緒にプレーするのを楽しみにしています。井川君が力を最大限に発揮してくれれば、必ずやヤンキースが世界一になれると思います」とエールを送った後で、「ニューヨークにも水戸納豆は売っていますからご心配なく」と水戸出身の井川を気遣ったジョークを飛ばしたと伝えられたニュースだ。実は、井川は水戸っぽのくせに納豆が嫌いなのだそうだ!
おいおい、先輩、大丈夫かい?もうちょっと井川のことをリサーチしておいたほうがよくないかい?
松坂大輔投手の交渉権をボストン・レッドソックスが60億円という信じられないような金額で獲得して以来、ヤンキースの来季に向けての補強が遅々として進まないような印象を受けていた私は、これで少しほっとした。少し前に、ヤンキースの先発ローテーションが、王健民・ムース・ジョンソン・プロクター・パヴァーノの5人だという噂が立ったときには、とてもワールドチャンピオンになんかなれないぞ、と少なからず心配していただけに、井川が加わってくれた(まだ契約は済んでいないが、入団するものとして)ことは、大きな喜びである。
だが、正直に言って、私は井川投手のことをよく知らない。もともと私が阪神ファンではないからだが、いつも仏頂面しているような井川は余り好きな選手ではなかった。数年前から、ポスティングでメジャー移籍したいなどと、ごねているようにしか見えなかった彼のことを、余りいい感情で見てはいなかった。ところが、今年は今まで頑として井川の要求を受け付けなかった阪神球団が譲歩して、彼のメジャー移籍を認めて以来、ひょっとしたら松井の同僚になるかもしれない、と少しずつ彼の記事に目を通してはいたのだが、それでも、まだほとんど知らないと言ってもいいくらいだ。そこで、ちょっと調べてみた。
阪神での成績は、
1999年 1勝1敗 14三振 防御率6.46
2000年 1勝3敗 37三振 防御率4.35
2001年 9勝13敗 171三振 防御率2.67
2002年 14勝9敗 206三振 防御率2.49
2003年 20勝5敗 179三振 防御率2.80
2004年 14勝11敗 228三振 防御率3.73
2005年 13勝9敗 145三振 防御率3.86
2006年 14勝9敗 194三振 防御率2.97
ここ5年間は、連続10勝以上あげており、これは松坂や上原でも成し遂げていない数字らしい。これだけでメジャーに通用するかどうか判断するのは早計だが、私の記憶にある井川は、マウンド上でダイナミックに躍動するフォームから、ズバッと三振を取る姿である。あの姿を目に浮かべると、メジャーでも十分やっていけるような気がする。
しかし、井川慶という選手は、少しばかり特異な性格の持ち主のようだ。一昨日「いつもどこでもマイペース これが井川慶という男」という記事が載っていた。そこから幾つかの逸話を抜粋してみる。
『関西に10年近く住んでいるのに茨城なまり、チーム内では「だっぺ」の愛称で親しまれる』
『チーム内外から批判が出ている長髪も短くしようとしない』
『2003年のリーグ優勝時、歓喜に沸くチームメートのビールかけの様子を「次の日が登板だから」と寮の自室でテレビ観賞』
『05年のリーグ優勝時は、ジムでトレーニングをしていて岡田監督の胴上げに間に合わなかった。初めてのビールかけは、においだけで酔っぱらいダウンした』
『「井川には野球と(趣味の)ラジコンしかないやろ」と岡田監督が冗談交じりに言うように、ラジコンとサッカーが大好き』
『100かん近くのすしを軽く平らげる大食漢』
『推定2億円以上を稼いでいるのに、無駄遣いはしない。多くの選手が外車を乗り回す中、年式の古くなった国産車にずっと乗っている』
などなど、井川伝説と言うべきエピソードには事欠かないようだ。
しかし、今日一番気になった報道は、松井秀喜が井川に対して「交渉が順調にいって一緒にプレーするのを楽しみにしています。井川君が力を最大限に発揮してくれれば、必ずやヤンキースが世界一になれると思います」とエールを送った後で、「ニューヨークにも水戸納豆は売っていますからご心配なく」と水戸出身の井川を気遣ったジョークを飛ばしたと伝えられたニュースだ。実は、井川は水戸っぽのくせに納豆が嫌いなのだそうだ!
おいおい、先輩、大丈夫かい?もうちょっと井川のことをリサーチしておいたほうがよくないかい?
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