毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
銀行
塾の月謝は銀行振り替えにしている。以前は月謝袋を渡して現金で納入してもらっていたのだが、生徒に現金を持たせてトラブルに巻き込まれてはいけないと、10年近く前から銀行振り替えを利用できるようにした。とは言っても、現金で納入したいと思う家庭もあるので、必ずというわけではないが、なるべくそうして欲しいという要望は出しているため、5分の4以上の家庭に銀行振り替えを利用してもらっている。
その手続きはとても簡単だ。申し込み用紙の所定の箇所に、預金者名・金融機関名・口座番号を記入し、捨印を含めて3箇所に捺印をするだけでいい。その書類を私の所に提出してもらって、振り替えを依頼してある地元の信用金庫まで私が持っていく。銀行・郵便局などどんな金融機関からも振り替えができるようになっているので、とても便利である。また、子供にお金の仲立ちをさせないだけ安心でもある。しかし、相手はお堅い銀行である。私が持っていった申込書に少しでも不備があると、すぐに電話がかかってきて、やり直しをするよう求められる。それを私が受け取りに出向いて、生徒の父兄に書き直してもらうように頼むことになる。だいたいは印鑑の押し忘れの場合が多いのだが、これくらいなら大目に見てよ、と言いたいくらいの、わずかなかすれでも印鑑が不鮮明だとつき返される。私としては、もう一度父兄の手を煩わせるのは余りいい気がしないのだけれど、そんな容赦をしてくれる相手ではない。至極慇懃な口調ではあるが、断固として妥協してくれない。それはお金を扱う金融機関としては当然の姿勢なのであろうが、どうにも融通の利かない態度に見えてしまう。
印鑑とともに最近多くなってきたのが、銀行名や支店名の書き間違えである。銀行の再編が進み、支店の統廃合が常態化している昨今、起こっても仕方ない間違いだと私などは思ってしまう。特に印象的なのが、「三菱東京UFJ銀行」を「東京三菱銀行」と書き間違えてしまった父兄がいたことである。私や妻は、今でも旧来の「東海銀行」と呼んでしまうのだが、どうしてまたこんな長ったらしい名前をいつまでも続けているのだろう。三菱が先か、東京が先か、なんてことは私たち利用者にはまったくどうでもいいことだ。合併時の力関係をそのまま表しているとしか思えないこんな名前など、さっさと改名してしまえばいいのに、といつも思ってしまう。第一勧銀と富士銀行・日本興業銀行が合併して「みずほ銀行」になったように、まったく別の名前にしてしまえばすっきりしていいのにと、思う人はきっとたくさんいるだろう。(保険会社の「東京海上日動」も何とかしろよと言いたくなる)
などと、不平を言っていたら、折りしも大手4銀行の2006年9月中間連結決算というものが発表され、4グループ合計で、1兆303億円の最終利益があったと報道された。このニュースを知った人は誰もが釈然としない思いを抱いたことだろう。不良債権の処理問題で、公的資金=税金を惜しげもなくつぎ込んでもらい、なんとか命脈を保つことのできた銀行が、合併などで資本の統合を図りながら、巨大銀行化していく中で、さらに法人税の納入を免除されるという手厚い保護を受けながら、ここまでの利益を上げたというのだから、どう評価したらいいのか唖然としてしまう。その大きな利益を私たち預金者に還元するというのならまだしも、政治献金の再開を検討しているというのだから、まさしく開いた口がふさがらない。いったい誰のための銀行なんだろう。
世の中、厚顔無恥な輩が大手を振って歩いているが、その最たるものが銀行だ、などと言っては、銀行振り替えの利用を差し止められてしまうかもしれない。しかし、そう文句を言いたくなるのも当然のような気がする。
でも、「りそな銀行」の「りそな」ってどういう意味なんだろう。
その手続きはとても簡単だ。申し込み用紙の所定の箇所に、預金者名・金融機関名・口座番号を記入し、捨印を含めて3箇所に捺印をするだけでいい。その書類を私の所に提出してもらって、振り替えを依頼してある地元の信用金庫まで私が持っていく。銀行・郵便局などどんな金融機関からも振り替えができるようになっているので、とても便利である。また、子供にお金の仲立ちをさせないだけ安心でもある。しかし、相手はお堅い銀行である。私が持っていった申込書に少しでも不備があると、すぐに電話がかかってきて、やり直しをするよう求められる。それを私が受け取りに出向いて、生徒の父兄に書き直してもらうように頼むことになる。だいたいは印鑑の押し忘れの場合が多いのだが、これくらいなら大目に見てよ、と言いたいくらいの、わずかなかすれでも印鑑が不鮮明だとつき返される。私としては、もう一度父兄の手を煩わせるのは余りいい気がしないのだけれど、そんな容赦をしてくれる相手ではない。至極慇懃な口調ではあるが、断固として妥協してくれない。それはお金を扱う金融機関としては当然の姿勢なのであろうが、どうにも融通の利かない態度に見えてしまう。
印鑑とともに最近多くなってきたのが、銀行名や支店名の書き間違えである。銀行の再編が進み、支店の統廃合が常態化している昨今、起こっても仕方ない間違いだと私などは思ってしまう。特に印象的なのが、「三菱東京UFJ銀行」を「東京三菱銀行」と書き間違えてしまった父兄がいたことである。私や妻は、今でも旧来の「東海銀行」と呼んでしまうのだが、どうしてまたこんな長ったらしい名前をいつまでも続けているのだろう。三菱が先か、東京が先か、なんてことは私たち利用者にはまったくどうでもいいことだ。合併時の力関係をそのまま表しているとしか思えないこんな名前など、さっさと改名してしまえばいいのに、といつも思ってしまう。第一勧銀と富士銀行・日本興業銀行が合併して「みずほ銀行」になったように、まったく別の名前にしてしまえばすっきりしていいのにと、思う人はきっとたくさんいるだろう。(保険会社の「東京海上日動」も何とかしろよと言いたくなる)
などと、不平を言っていたら、折りしも大手4銀行の2006年9月中間連結決算というものが発表され、4グループ合計で、1兆303億円の最終利益があったと報道された。このニュースを知った人は誰もが釈然としない思いを抱いたことだろう。不良債権の処理問題で、公的資金=税金を惜しげもなくつぎ込んでもらい、なんとか命脈を保つことのできた銀行が、合併などで資本の統合を図りながら、巨大銀行化していく中で、さらに法人税の納入を免除されるという手厚い保護を受けながら、ここまでの利益を上げたというのだから、どう評価したらいいのか唖然としてしまう。その大きな利益を私たち預金者に還元するというのならまだしも、政治献金の再開を検討しているというのだから、まさしく開いた口がふさがらない。いったい誰のための銀行なんだろう。
世の中、厚顔無恥な輩が大手を振って歩いているが、その最たるものが銀行だ、などと言っては、銀行振り替えの利用を差し止められてしまうかもしれない。しかし、そう文句を言いたくなるのも当然のような気がする。
でも、「りそな銀行」の「りそな」ってどういう意味なんだろう。
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