毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
地球温暖化
2007年02月05日 / 塾
先週末、「地球温暖化は疑う余地がなく、人間活動が原因と確信する」という国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報告書が発表された。そんなもの当たり前だ、何でこんな宣言をしなけらばならないのかと疑問に思ったら、これまでアメリカを中心にした産業界から、それを否定する「科学的」な根拠が根強くあったからだそうだ。今回の報告書では、01年の第3次報告書から6年間に膨大なデータが集まったため、「温暖化は人為的」と自信を持って表現できたという。「このままの(温室効果ガス)排出が続けば、人類は経験したことがない温暖化した時代に突入する」との環境に携わる科学者のメッセージも発表されたが、温室効果ガスの現在世界一の排出国であるアメリカと、09年には世界一となると予想される中国が地球温暖化に対する危機感を、他の国々と共有しているとは思えないことが温暖化の問題を難しくしている。このように地球が「危険水域」に達した今この両国の温暖化に対する取り込みを促していくことが急務となっている。
日本でも、地球温暖化の問題は深刻である。氷の張った湖で氷に穴を開けてのわかさぎ漁は冬の風物詩であったのに、今年は氷が張らずに禁止になったとの報道があったくらいだから、温暖化は確実に進んでいる。だからと言って、温暖化を止める即効薬などない。私たちが温暖化にNO!という意識を持って日々暮らしていくことこそが何よりも大切だと思う。
そうした考えからか、近年の私立中学の入試問題には地球温暖化を取り上げたものが多い。温暖化の問題についてのおさらいをする意味でもこうした問題を考えてみるのも大切だと思い、ある女子中学の入試問題を以下に抜粋してみる。
*次の文を読んで、問いに答えなさい。
私たちが生きている地球は大気で包まれています。その中に(温室効果ガス)①と呼ばれる気体が存在し、その気体が適度にあることは地球の生態系にとって必要なことです。しかし近年、人間の活動によって温室効果ガスの排出が急激に増加して自然のバランスを崩しています。その一つが地球温暖化であり、(さばく化)②や(海面の上昇)③などの影響を地球に与えています。
この地球温暖化は1980年代より急速に国際社会で問題として取り上げられるようになりました。1992年にブラジルで開かれた「環境と開発に関する国連会議」では、参加した多くの国々が温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的とする「気候変動枠組条約」に署名しました。1997年に(日本で開かれた地球温暖化防止のための会議)④では、(先進国の温室効果ガスの削減の目標の数値)⑤が決められました。さらに後の会議では温暖化対策のために途上国に対して、どのような支援をおこなうかが決められ、世界全体で協力して温暖化問題に取り組もうとしています。また世界各国はそれぞれの国内において温暖化防止のためのエネルギー対策や環境税の導入などをおこなったり、自治体や企業にも働きかけを実施しています。この地球の環境を守っていくために、(私たちも地球に生きる市民としてできることをやっていく必要があります)⑥
問1.①について、地球温暖化にもっとも影響を与えている温室効果ガスを、次のア~エのうちから一つ選びなさい。
ア.オゾン イ.二酸化炭素 ウ.フロン エ.メタン
問2.②について、下の地図の中のア~エのうちから、もっともさばく化が進んでいる地域を一つ選びなさい。

問3.③について、海面の上昇により国土の水没が心配されているインド洋に浮かぶ国を、次のア~エのうちから一つ選びなさい。
ア.キューバ イ.東ティモール ウ.マダガスカル エ.モルディブ
問4.④について、この会議が開かれた都道府県名を答えなさい。
問5.⑤について、日本が1990年の排出量と比べて2008年から2012年までに削減しなけらばならない温実効果ガスの数値目標を、次のア~エのうちから一つ選びなさい。
ア.3% イ.6% ウ.12% エ.30%
問6.⑥について、温室効果ガスを減らすために、今日あなたが自宅に帰ってから寝るまでに家の中でできることを具体的に一つ書きなさい。ただし、毎日続けてできることを書くこと。
常識だよね。
日本でも、地球温暖化の問題は深刻である。氷の張った湖で氷に穴を開けてのわかさぎ漁は冬の風物詩であったのに、今年は氷が張らずに禁止になったとの報道があったくらいだから、温暖化は確実に進んでいる。だからと言って、温暖化を止める即効薬などない。私たちが温暖化にNO!という意識を持って日々暮らしていくことこそが何よりも大切だと思う。
そうした考えからか、近年の私立中学の入試問題には地球温暖化を取り上げたものが多い。温暖化の問題についてのおさらいをする意味でもこうした問題を考えてみるのも大切だと思い、ある女子中学の入試問題を以下に抜粋してみる。
*次の文を読んで、問いに答えなさい。
私たちが生きている地球は大気で包まれています。その中に(温室効果ガス)①と呼ばれる気体が存在し、その気体が適度にあることは地球の生態系にとって必要なことです。しかし近年、人間の活動によって温室効果ガスの排出が急激に増加して自然のバランスを崩しています。その一つが地球温暖化であり、(さばく化)②や(海面の上昇)③などの影響を地球に与えています。
この地球温暖化は1980年代より急速に国際社会で問題として取り上げられるようになりました。1992年にブラジルで開かれた「環境と開発に関する国連会議」では、参加した多くの国々が温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的とする「気候変動枠組条約」に署名しました。1997年に(日本で開かれた地球温暖化防止のための会議)④では、(先進国の温室効果ガスの削減の目標の数値)⑤が決められました。さらに後の会議では温暖化対策のために途上国に対して、どのような支援をおこなうかが決められ、世界全体で協力して温暖化問題に取り組もうとしています。また世界各国はそれぞれの国内において温暖化防止のためのエネルギー対策や環境税の導入などをおこなったり、自治体や企業にも働きかけを実施しています。この地球の環境を守っていくために、(私たちも地球に生きる市民としてできることをやっていく必要があります)⑥
問1.①について、地球温暖化にもっとも影響を与えている温室効果ガスを、次のア~エのうちから一つ選びなさい。
ア.オゾン イ.二酸化炭素 ウ.フロン エ.メタン
問2.②について、下の地図の中のア~エのうちから、もっともさばく化が進んでいる地域を一つ選びなさい。

問3.③について、海面の上昇により国土の水没が心配されているインド洋に浮かぶ国を、次のア~エのうちから一つ選びなさい。
ア.キューバ イ.東ティモール ウ.マダガスカル エ.モルディブ
問4.④について、この会議が開かれた都道府県名を答えなさい。
問5.⑤について、日本が1990年の排出量と比べて2008年から2012年までに削減しなけらばならない温実効果ガスの数値目標を、次のア~エのうちから一つ選びなさい。
ア.3% イ.6% ウ.12% エ.30%
問6.⑥について、温室効果ガスを減らすために、今日あなたが自宅に帰ってから寝るまでに家の中でできることを具体的に一つ書きなさい。ただし、毎日続けてできることを書くこと。
常識だよね。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )