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カーリング

 カーリングが面白い。第1戦の対アメリカとの試合を初めて見て以来、カナダ、中国、イギリスとの試合をずっと見てきた。4戦終わって2勝2敗という成績は、決勝進出が十分狙えるものであり、今後の戦いにますます期待がかかる。
 が、何といっても私はカーリングのことはほとんど知らない。4戦見てきて次第にルールも分かりかけてきたが、まだまだ分からないことが多い。そこで、この際カーリングについての基礎知識を学び、今後の応援につながるようにするべきだろうと、少しばかり勉強してみることにした。

 【チーム構成】
 カーリングの競技は、「スキップ(主将)」「リード」「セカンド」「サード」の4人1チームで行う。スキップは投球者とスウィーパーに対してゲームの状況にあった作戦を指示し、投球コースや場所をブラシで示して意思を伝える。今度のオリンピック代表チーム(チーム青森)で言えば、「スキップ」は目黒萌絵、「リード」は石崎琴美、「セカンド」は本橋麻里、「サード」は近江谷杏菜の各選手である。(写真左から)

   


 スキップのたてた戦術に従って、投球者がストーンを投げると、残りの選手のうちの2人が、スウィーパとしてブラシ(またはブルーム)で氷面を掃く(スウィープするという)。スウィープすることによって氷面をわずかに溶かし、ストーンの滑りをよくし、より遠くまで真っ直ぐ滑るようにする。
 【試合方法】
 リード、セカンド、サード、スキップの順で相手チームと交互に、ひとりがストーンを2回氷の上を滑らせる。2チームでストーン16個を投げて1エンド(1回戦)とする。これを10エンド(10回戦)行い、競技時間は約2時間40分かかる。(1エンドは約15分)
 1エンド目はコイントスで先攻、後攻を決めるが、2エンド目からは前のエンドで得点をいれたチームが先攻となる。(後攻の方が有利で、ラストシーンでの一発逆転があったりする)
 【得点】
 得点は両チームがストーンを投げ終わった時点で決まる。ハウス(円)の中心に最も近いストーンのチームがそのエンドの勝者になり、勝ったチームの得点は相手のチームのストーンよりさらに中心に近いストーンの数だけ得点となる。(相手チームは0点) 
(例) 
  

白1-0黒           白1-0黒            白2-0黒

【道具】
*ストーン・・スコットランド産の花崗岩を使用していて、重さは約20kgもある。
*専用シューズ・・片方の靴の底には、非常に滑る素材が使用され、体重を乗せたまま滑っていくことができる。
*ブラシ・・ストーンの進む方向を調整したり距離を3~4m伸ばすことができる。ブルームというホウキのような物を使うこともある。
 


 よし、これで基礎知識はばっちりだ!!あとは少しでも多く試合を観戦することによって、少しずつ知識を広めていくだけだ。でも、目黒選手のアピールポイントが「大自然育ちの逞しさ!」なんてことは余計な知識かな・・。

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