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初めまして!!

 寒い日がずっと続いていた。暖冬だとか地球温暖化だとか、あれこれ騒ぎ立てたところで、寒い日がこれだけ続くと、「何言ってるの?」という気がしなくもない。まるで地球の運命をこの手に掌握したような見解など、人間ごときには分不相応だ、などと世の趨勢に逆行するような憎まれ口を叩きたくなる毎日だった。
 そんな天候が影響したのか、シンビジュウムの蕾もなかなか開かなかったのだが、先週末になってやっと開いてくれた。

 

 長い間待たされたから、とても有り難味を感じるが、よく見れば例年となんの変哲もない花弁であり、目新しさはどこにもない。だが、例年と同じように咲いてくれることこそが何よりもうれしく、大して世話などしない私でも、こうやって毎年咲かせることができるのは母の遺品をずっと守ってこられた気がして、少しばかり誇らしく思う。
 
 シンビジュウムに待たされるのは毎年のことなので、気にもならなかったが、庭に植えた雪割草がなかなか咲かないのには、どうしたものかと心配していた。なので、2月になって蕾を付け始めたのを見つけた時は、本当に嬉しかった。

 


 ところが、ここからが長かった。蕾の隙間から白や赤の花弁は認められるものの、どうしても咲いてくれない。寒さが影響しているんだな、と毎朝送られてくるウエザーニュースに注目していたのだが、昨日赤と白の花弁がやっと開いたのを見つけた!!

 

 なんて可憐な花なのだろう。こんなに小さな花だとは思っていなかっただけに、余計にいとおしく見えるのかもしれない。小さいながらも花弁、おしべ、めしべがきれいに並んでいる姿がいい。雪割草という名から受けていた寒さに負けない力強いイメージとは違って、春を告げるファンファーレを奏でるような風情をもった清新な花だと思った。直径1cmほどの小さな花ではあるが、これほどの可憐さを持った花なら、もっともっとたくさん植えたいと思う。年が新しくなったら福寿草、つなぎに水仙をはさみながら、雪割草で一気に春めいた庭先を作り上げる・・、そんな園芸家としてのプランも組み立てたくなるほど、可愛らしくて仕方のない花だ。
 何気なく植えた花がこんなにもきれいだと本当にうれしい・・。
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