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疲れた・・

 なんとか夏期講習を終えることができた。授業時間は例年と同じだが、授業の合間に生徒をバスで送迎するのに時間的余裕がなく、戻って来てはすぐに授業というスケジュールの繰り返しで、塾以外のことにはなかなか気が回らない毎日を送ってきた。明るいうちはまだいいが、暗くなると一気に疲れが襲ってきて、「もう休憩したい!!」と何度思ったことか。いくら時間がタイトでもそこまで思ったことは今まで余りなかったから、自分でも驚いた。それだけ体力的にきつかったのか、精神的に疲弊していたのか、とにもかくにもしんどい40日間だった・・。
 もちろん今年夏の異常な暑さが、疲労困憊の大きな要因であったことは否めないだろう。7月末の酷暑だけだったならここまで疲れなかったかもしれないが、お盆明けの暴力的な暑さが追い打ちをかけた。クーラーをかけずになんとか眠りにつくことができても、朝方の暑さにはとても正気でいられなかった。「暑い!熱い!」と布団の上をのたうちまわった末、クーラーの世話になったことは何度もあった。そのお陰でまた眠ることはできたのだが、そんな日は一日中体がしっくり来なかった。腹痛に襲われたことも度々で、ユンケルとともに正露丸糖衣がこの夏の私の友達だった・・。
 そんな中、毎日120km近くもバスを運転していたのだから、自分でも呆れるほどだ。日曜日を除いた夏期講習期間は36日。計算してみると、なんと4320km近くもバスを走らせたことになる。「goo 地図で調べると、稚内市役所から那覇市役所まで 3,422.1km です」という記事を見つけたから、私は期間中に日本列島を北から南まで運転して、さらには1000kmも行き過ぎたことになる。北海道も沖縄も行ったことがないからイマイチ実感が湧いてこないが、毎日の積み重ねというものはものすごい数字になるもんだな、と改めて感動した・・。
 
 しかし、もうそんなことをグダグダ言っていても仕方がない、間髪いれずに二学期が始まる。夏休みでどれだけ勉強したかが受験の合否に大きく左右するというのはよく言われるが、私にしてみれば受験生が夏休みに勉強するのは当たり前、肝心なのは二学期だ。学校の行事が目白押しの二学期に、周りに惑わされず自分のペースを保ちながら、夏休みで学んだことを土台にしてどれだけ学力を積み上げることができるかが合否に直結すると言っても過言ではないだろう。だが、呑気な生徒が多い昨今、その意識を持たせることは大変な作業だ。しかし、あの手この手で叱咤激励しながら、生徒を合格へと導いていくことこそが私の役目であり、毎年のことながら、これからは一段と気を引き締めていかねばならない。そう思うと、夏期講習が終わったからと言って、いつまでもホッとしているわけにはいかない。これからが真の勝負だ!!
 
 そこで、


 富士山見物に行った途中で参拝した諏訪大社の写真を載せて、勝負の二学期を恙無く進めていけけるよう、祈願しようと思う。
(巨大な注連縄には驚いた・・)

塾生とともに頑張るぞ!!!





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