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リスタート

 1か月前に飼い始めた熱帯魚は3分の2ほどが死んでしまった・・。あんなに元気がよかった魚たちが次々と死んで行くのを見ながら、どうしてなのか、何がいけないのか全く分からなかった。やっぱり私には熱帯魚は無理なのか、とかなり落胆した。そこで、先週の日曜日に立ち寄った農協の熱帯魚売り場で、店員さんに事情を説明したところ、
 「それはきっとエサをやり過ぎたせいですよ」
と指摘された。なるほど、そうなのか・・。朝と夜、ときには昼間にもエサを水面いっぱいになるほど与えていたから、そのせいで水質が悪化してしまったのかもしれない。どれだけエサをやっても、全部食べてしまうのでついつい面白がってやり過ぎてしまった・・。バカなことをしたものだと反省して、それ以来ほんのわずかしかエサをやらなくなった。それが功を奏したのか、ピタッと死ななくなって、魚たちの元気も回復したように思えた。
 「魚って死ぬもんなんだって。そうでなきゃ魚が売れないでしょ」
と、妻は実も葉もないことを言うが、それは確かに一理あるだろう。ただ私の身勝手な思いやりが逆効果になってしまったのが何よりもいけなかったのだ。死んでしまった魚たちには申し訳ないが、一つ勉強になったと思って、昨日お千代保稲荷に参拝した帰りに、1か月前に熱帯魚を買ったスーパーのペット売り場に寄ってみた。
 「それはやっぱりエサのやり過ぎでしたね」
店員さんも苦笑していたが、
 「魚というものは弱いものですから、ちょっとしたことで死んでしまいます。この店でも一日に10匹近くは死にますよ」
と教えてくれた。小さな魚が多くいれば、いくらきちんと管理していてもそれくらいは死んでしまうものらしい。それなら熱帯魚初心者の私が大量に死なせてしまったのも、ある程度仕方ないと少しばかりホッとした。
 「じゃあ」
と、再チャレンジする意欲がわいてきたので、新しく何匹か買ってみた。それと、この暑さで溶けてしまった水草も3本補充した。

 

 水槽の水温に慣れさせるため、8時間くらい魚の入ったビニール袋を浮かべておいた。自分としては結構細やかな世話をしているつもりだが、なかなかうまく実を結ばないのが歯がゆい・・。


 お掃除屋さんのコリドラスの生存率が一番高かったので、2匹足した。新しいものと比べると、今まで飼ってきたものはかなり大きく見える。水槽の底で常に口をモグモグさせているから、水を浄化する役目をきちんと果たしてくれているようだ。

 

 左の魚の品種は何なのか忘れてしまったが、尾ひれの手前にある黒い斑点がミッキーマウスの顔に見えるので、「ミッキーさん」と呼んでいる。これは農協で2週間ほど前に買ったものだが、生存率はコリドラスに次いで2番目だった。右は新しい仲間のエンゼルフィッシュ、「これぞまさに熱帯魚!」という姿をしているので買ってみた。水槽に移したばかりの時は、じっと動かなかったので心配したが、しばらくしたら元気に泳ぎ始めたので胸をなでおろした・・。

 果たしてこれらの魚たちがいつまで生きているのか甚だ心もとないが、細心の注意を払って、一日でも長く生きられるよう努力していかねば、と思っている。
 エサのやり過ぎには注意!!
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