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たわしを作ろう!(2)

 昨日作り方を載せておいたたわし作りを塾舎の土間で、簡易コンロを使って試しみた。
①まず、へちまを切る。

 

 それほど大きな鍋ではなかったので、1本を4等分してみた。

②鍋に入れて、20分ぐらいゆでる。

 

 確かにへちまの浮力は相当なものだ、すぐに浮いてきてしまうので困ってしまった。だが、何もへちまに遠慮することはない、ギュンギュンに4つの塊を鍋の底に押し込んでやったら、お互いに詰まって浮かんでこなくなった。なかなかの名案だったと思いながら鍋を眺めていたら、徐々にへちまが柔らかくなってくるのが分かった。そして10分ほど経った時、柔らかくなった実がするりと抜けて浮かび上がってしまった。20分は煮立たせなければならないから、あと10分はどうにかしなければらない。周りを見回したら太い竹筒があったので、それでへちまを押さえつけることにした。

 

 煮始めて20分ほど経ったら灰汁がいっぱい出てきて、白い実も溶けてしまったように見えた。もうそろそろいいかな、と思って、一塊を取りだした。


 「熱い!!」当たり前のことだが、本当に熱かった。すぐに溜めてあった水の中に浸したが、腹が立つほど熱かった・・。
 
③皮をむいて、水を何度も取り換えながらよく洗い、種を取り除く。

 
 
 皮に一筋包丁で切れ目を入れ、そこから剥き始めたらビックリするほどきれいに剥けた。気持ちがよかった・・。

 

 種は水に浸しながら、指でほじくり出していたのだが、なかなか取れないので少しばかりイラついた。バカ野郎!!と、悪態をつきながらへちまの実のあなに指を突っ込んで振り回したら、種がいくつも飛び出してきてびっくりした。これはいい!!と早速両手の指にへちまの穴を通して、ブンブン振り回した。その結果、面白いほどきれいになった。

 


④日陰でほして、できあがり。


 家の物置に干してみた。2・3日こうやっておけば乾くだろう・・。

 自分としては予想以上にうまくできた気がするが、実際にたわしとして使ってみなければ、良し悪しは判断できないだろう。結果報告はまた後日・・。



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