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GM

 GMと言えば、野球の Generl manager を思い浮かべたものだが、今は違う。General Medicine(総合診療科)で原因の分からぬ患者を徹底的に診療して病名を探り当て、その治療法を発見する医師たちの奮闘ぶりを描いたTVドラマ「GM~踊れドクター」がイの一番に頭に浮かんで来ないようでは少しばかり時流に乗っていない気がする。少年隊の東山紀之が敏腕医師を演じる新しい医療ドラマであり、日曜夜8時から始まる「龍馬伝」が、あまりに坂本龍馬のいい人ぶりを描き過ぎて、ちょっと見る気が失せた頃に始まった。最初は、東山演じる「ファイアー」こと後藤英雄の特異なキャラクターをギャグっぽく見ていたが、回を追うごとに総合診療科の医師や患者たちの人間ドラマに胸を打たれるようになり、今では日曜夜の楽しみにまでなってしまった。今までの医療ドラマは患者の病気を治療することに重点が置かれていたが、このドラマは患者の病状や行動、習慣などから病気を「特定する」ことに重点が置かれており、推理ドラマのような展開を見せているのがいいし、真剣な雰囲気の中にそこはかとなく漂うコミカルな描写にもクスッと笑えるのがちょっとした息抜きになっていていい。


 番組のキャッチコピーは「身体に触れずに、あなたの病気を解明します」というものだが、ブラックジャックのように外科手術をするわけではなく、症状を分析して病原を解明していうというスタイルは斬新に思える。同じ放送枠で話題を呼んだ「仁」とは時代背景からして違うのだから比べようもないのだが、症状から推察できる病名を幾つもあげながら、一つ一つ検証していく過程を見ていると、患者の体のことを心から心配し、何とか健康体に戻そうと努力する真剣な医療姿勢がうかがえ、こんな医者が近くにいたらいたら安心だろうなと思う。
 毎回病名を特定するのが難しい患者ばかりだが、様々な症例を検証し、東山が踊りながら最終的に病名を明らかにする場面は何度見ても気持ちがいい。「ファイヤー後藤」としてアイドル再デビューが、刻々と近づいているようだが、彼の夢が叶うことを祈るばかりである。

 しかし、このドラマで珍妙なキャラクター・小向桃子を演じている多部未華子の存在も面白い。NHKの朝ドラで見慣れた顔だが、その頃から気になって仕方ないことがある。それは・・、

「多部未華子の目って石川遼の目とそっくりじゃない?」
ということだ。
2人の写真を並べてみると・・、

  

思った通りの写真が見つからなかったのは残念だが、それでも何となく似ている気がする・・。

 そんな戯言はともかく、石川遼は日曜日、高校の先輩・薗田峻輔をプレーオフの末振り切って、フジサンケイクラシックをツアー連覇を達成した。これで、今季2勝目、通算8勝目を挙げて、賞金ランキングも今季初めて首位に浮上し、2年連続賞金王を視野に入れたという。まったくもってすごい若者だ。
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