じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「THE CASE/ケース」

2018-04-06 16:46:59 | Weblog
☆ NETFLIXで「THE CASE/ケース」というテレビドラマを見ている。スウェーデン語と英語が混在するという異色の刑事ドラマだ。

☆ 第1シーズンは、スウェーデン人の女性刑事とイギリス人の男性刑事がチームを組んで残虐な殺人事件を解決するという話。気の強い女性刑事と気弱な男性刑事。日本のドラマで言えば、昔の「噂の刑事 トミーとマツ」のような感じかな。女性刑事は故郷で何かあったらしく母親にもよそよそしい。男性刑事はマザコンなのか心を病んでいるのか、この辺りが謎だ。

☆ どちらも仕事をしくじって田舎町での捜査にラストチャンスをかける。人口1万人余りのこの街がまた何かありげだ。警察署長はピントが外れているし、精神年齢の低そうな義理の息子を警察署で雇っている。その他の登場人物も何か変だ。シリアスなのかコミカルなのか微妙だが続けて見てしまう。

☆ 「ツインピークス」ほどではないが、同様な不思議さがある。
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土俵の呪縛

2018-04-06 09:25:19 | Weblog
☆ 土俵上での女性による人命救助が話題になっている。今までも何度か「女人禁制」が話題となっては消えていった。ただそれは平時のこと。今回は緊急事態、人命救助だ。

☆ 土俵は「神聖」であるから女性は上がれないという。女性はそれほどまでに穢れているのか。人はみんな女性から生まれてくるというのに。

☆ 「女人禁制」の理由は何だろう。「神聖」を唱えることで思考停止し「神聖」の呪縛にとり憑かれているだけではないか。

☆ かつて月経中の女性は不浄としてその期間、離れ屋で暮らしていたと聞いたことがある。そうした不浄の習俗の名残だろうか。

☆ かつて「相撲」は豊作を祈る神事であり、豊作の神が女性だったため、神が嫉妬を起こさないように女性を避けたという説もある。土偶などもその象徴だろうか。科学が未熟で自然に対するおそれから生み出された「神」なのかも知れない。それにしても実に感情的な神だ。

☆ 女ヘンに方と書いて「妨」げるという字になる。「相撲道」に励む人々にとって女性は心惑わす存在だから避けるのか。寺院の入口に女性の入場や酒を禁じる石碑を見たことがある。あれなども寺の風紀を乱し、修行の妨げになるものを避けようとする試みか。逆読みすれば、石碑に記すほど違反があったということか。結界の話までなるともはや魔界の話だからわからない。

☆ 今や相撲は神事というより興行だ。「神聖」は廃れ「伝統」の呪縛だけが残っているように思う。国技とは言いながら外国人力士が長期に渡り横綱を務める時代だ。今さら攘夷を言うつもりはないが、ご都合主義と言えなくもない。

☆ 信仰ゆえに牛肉や豚肉を食べない人もいる。女人禁制や男子禁制も結構だが、そこに知恵があってしかるべきではなかろうか。

☆ ウサギをとって鶏と言い、酒を般若湯と言った伝統を持つ。せめて、緊急事態に「女性の方は土俵に上がらないでください」と絶叫コールしない程度の知恵は働かせてほしいものだ。どうせご都合主義ならば。
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「誰よりも狙われた男」

2018-04-06 04:26:03 | Weblog
☆ 映画「誰よりも狙われた男」(2014年)を観た。

☆ 舞台はドイツ・ハンブルク。この街にテロリストとして国際指名手配されている青年が密入国した。彼の目的は何なのか。彼を泳がし大物逮捕を狙うドイツの諜報機関と強硬手段をとろうとするアメリカ諜報機関(CIA)の間で微妙な駆け引きが行われる。

☆ リアルなスパイ戦が見どころ。

☆ テロ対策チームのリーダー・ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、常に煙草かウィスキーを手にしていたが、ストレスが半端じゃないことがよくわかる。

☆ イギリスを舞台とする映画でもそうだが、世界で幅を利かすアメリカ(CIA)の存在が印象的だった。「ミッション・インポシブル」では、冷戦が終結しリストラされるスパイ(エージェント)が描かれていたが、イスラム過激派を主なターゲットにした対テロ諜報活動は健在なようだ。

☆ 彼らの活動が、バッハマンが言うような「世界の平和」に結びつけばよいのだが。
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