☆ 映画「チャイナ・シンドローム」(1979年)を観た。原子力発電所の脆弱性、危険性を告発する映画だった。
☆ あるテレビクルーが原子力発電所を取材中に、たまたま事故が起こる。このときは職員の懸命の対応で事なきを得たが、原子炉のどこかに欠陥があるようだ。
☆ テレビクルーは隠し撮りした原子力発電所の様子を報じようとするが、電力会社から依頼を受けた上層部の圧力で放送は見合わせとなる。
☆ 原子炉の危険性を認識した制御責任者は内部告発を試みるが、利潤を優先する会社上層部に阻止され・・・。暴走を始める原子炉、果たして炉心溶融が起こり、地球の反対側(中国)にまで達する核事故(チャイナシンドローム)が発生するのか。
☆ この映画が公開され数日後にアメリカ・スリーマイル島での原発事故が起こり、その後チェルノブイリそして福島原発の事故が起こったのは承知の通りだ。この映画は原子力発電所の「安全神話」にメスを入れた画期的な映画だと言える。
☆ これほどまでの事故を経験しながら、まだ原発に依存しようというのは、全くどうかしているとしか言いようがない。電力関連の労組に支持される野党もこの件には及び腰のような気がする。気のせいだろうか。
☆ あるテレビクルーが原子力発電所を取材中に、たまたま事故が起こる。このときは職員の懸命の対応で事なきを得たが、原子炉のどこかに欠陥があるようだ。
☆ テレビクルーは隠し撮りした原子力発電所の様子を報じようとするが、電力会社から依頼を受けた上層部の圧力で放送は見合わせとなる。
☆ 原子炉の危険性を認識した制御責任者は内部告発を試みるが、利潤を優先する会社上層部に阻止され・・・。暴走を始める原子炉、果たして炉心溶融が起こり、地球の反対側(中国)にまで達する核事故(チャイナシンドローム)が発生するのか。
☆ この映画が公開され数日後にアメリカ・スリーマイル島での原発事故が起こり、その後チェルノブイリそして福島原発の事故が起こったのは承知の通りだ。この映画は原子力発電所の「安全神話」にメスを入れた画期的な映画だと言える。
☆ これほどまでの事故を経験しながら、まだ原発に依存しようというのは、全くどうかしているとしか言いようがない。電力関連の労組に支持される野党もこの件には及び腰のような気がする。気のせいだろうか。