じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「チャイナ・シンドローム」

2018-04-17 22:40:04 | Weblog
☆ 映画「チャイナ・シンドローム」(1979年)を観た。原子力発電所の脆弱性、危険性を告発する映画だった。

☆ あるテレビクルーが原子力発電所を取材中に、たまたま事故が起こる。このときは職員の懸命の対応で事なきを得たが、原子炉のどこかに欠陥があるようだ。

☆ テレビクルーは隠し撮りした原子力発電所の様子を報じようとするが、電力会社から依頼を受けた上層部の圧力で放送は見合わせとなる。

☆ 原子炉の危険性を認識した制御責任者は内部告発を試みるが、利潤を優先する会社上層部に阻止され・・・。暴走を始める原子炉、果たして炉心溶融が起こり、地球の反対側(中国)にまで達する核事故(チャイナシンドローム)が発生するのか。

☆ この映画が公開され数日後にアメリカ・スリーマイル島での原発事故が起こり、その後チェルノブイリそして福島原発の事故が起こったのは承知の通りだ。この映画は原子力発電所の「安全神話」にメスを入れた画期的な映画だと言える。

☆ これほどまでの事故を経験しながら、まだ原発に依存しようというのは、全くどうかしているとしか言いようがない。電力関連の労組に支持される野党もこの件には及び腰のような気がする。気のせいだろうか。
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不祥事連鎖

2018-04-17 21:04:27 | Weblog
☆ 不快な出来事が続く。今度は新潟知事なのか。週刊文春今週号を見てみないとわからないが、知事本人が認めているから、不都合な男女関係があったのだろう。

☆ 政治家、官僚のお歴々(不届き者は一部だろうけれど)。みなさん、しっかり仕事をしてください。

☆ 国民の多くは必死で働いているのですから。
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松本清張「恐喝者」

2018-04-17 18:30:31 | Weblog
☆ 宮部みゆき責任編集「松本清張 傑作短篇コレクション」(文春文庫)から「恐喝者」を読んだ。

☆ 人と人が偶然出会い、そこから坂道を下る雪だるまのように、事件が大きくなっていく。少ない登場人物だが、それだけに物語がわかりやすい。

☆ 偶然「恐喝」に味をしめた男の話。推理小説なので詳しくは書かないでおこう。
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モーパッサン「水の上」

2018-04-17 16:43:27 | Weblog
☆ 「モーパッサン短篇選」(高山鉄男編訳 岩波文庫)から「水の上」を読んだ。

☆ 作者がセーヌ川のほとりの別荘に滞在していた時、近くの男と知り合いになった。その男は水辺の生活が好きらしい。あるとき男から聞いた話として物語が進む。

☆ 男の乗ったボートが川で動かなくなったという。いかりが何かに引っかかったらしい。焦るがまったくどうしようもない。そうこうしているうちに時間がたち、川辺の風景が変わってゆく。

☆ 最後のオチはちょっとこわい。
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「日報」の黒塗り

2018-04-17 09:58:26 | Weblog
☆ 防衛省は自衛隊がイラクに派遣された際の活動報告(日報)を公表した。

☆ 「存在しない」としてきた文書がこの時期に公表された背景は何なのだろうか。イラク派遣は小泉内閣の時代だ。最近、安倍批判を強める小泉氏への牽制か。しかしその時の官房長官は安倍氏ではなかったかな。

☆ 京都新聞には「日報」の一部が掲載されていたが伏字(黒塗り部分)が気になった。まるで戦前の検閲後の出版物のようだ。臥せられれば気になるのが人情。パズルのようにいろいろと考えてみるがわからない。

☆ 今の憲法で検閲は禁止されているけれど、自主規制ということもある。新聞や出版物が伏字だらけにならないように祈りたいものだ。
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