★ 今日は五ツ木の京都模試。京都の公立高校を受ける人には最も信頼のおける模試だ。京都ではかつては北大路書房の「北大路模試」が定番で、公立中学校で放課後などを利用して実施されていた。いつだったか「業者テストをやめよう」という風潮で学校から追放された。(業者テストに代わり、今では「校内実力テスト」というものが実施されている。)
★ この「北大路テスト」を受け継いだものが五ツ木書房の京都模試。
★ 町内会の溝掃除と模試の日程が重なったので、あっちへ行き、こっちへ行きと忙しい日曜日の朝だった。シャツににじむほど久しぶりに大汗をかいた。
★ 読書は、米澤穂信さんの「満願」(新潮文庫)から「柘榴」を読んだ。容姿麗しい女性。言い寄る男はあまただったが、何となく落ち着くタイプの男と結ばれる。持ち前の美貌でライバルたちを蹴落として。
★ しかし、この男が大外れ。二人の女の子が生まれ、夕子、月子と名付けるも、夫は生活力がなく、家にいる日数も減り、ほとんど母子家庭状態。女性は遂に離婚を決意し、子どもの親権を夫と争う。
★ 定職もなく、生活力のない夫に負けるなずがない。そう確信していた女性だったが、裁判所が下した裁定は、親権を夫に与えるというもの。納得のいかない女性は調査官や審判官に詰め寄るが、そこであることが明らかとなる。
★ このあたりから怪しい雰囲気が漂ってくる。母、娘、それぞれの心の内が描かれている。表題の柘榴とは、父親と長女の夕子が山奥で、二人きりで食べた木の実のこと。意味深だ。
☆ 昼、読売テレビの「草彅やすとも うさぎとかめ」という番組で冷凍炒飯の食べ比べをやっていた。炒飯栄養士・佐藤樹里さんとタレントの対決。冷凍炒飯といってもいろいろと種類があるようで、どれもおいしそうだった。私はセブンイレブンの「7プレミアム 極上炒飯」が好きだが、他のも試してみたくなった。
☆ フライパンに多めの油をひき、卵を炒り、そこに電子レンジで解凍した炒飯を入れて炒め直すと更においしくなる。