ちょっと前、「よみがえる源氏物語絵巻」を見に行ってから、なんとなく気になり始めた。
ここはひとつ、源氏物語を読んでみようか。
そして、先日、地元の文学館で開催中の「読み返される源氏物語」
~与謝野晶子から瀬戸内寂聞まで~を見に行った。
そこで、源氏物語の現代語訳のいろいろを見てきた。
与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、田辺聖子、瀬戸内寂聴、
ここまではなんとなくでも知っていたが、
「窒変 源氏物語」(橋本治)や「あさきゆめみし」(大和和紀)などは知らなかった。
なんだか橋本治さんのは、私でも読めそう…。
全14巻!
そこで、一巻目だけ図書館で予約をしました。
それがおととい。
そして昨日、尾道ラーメン食べて、次に寄った古本屋の105円棚に
なんと!!!
「窒変 源氏物語」(橋本治)全14巻があったのです。
へっ!
14巻すべて!
しかも一冊105円!
少し悩みました。
いえ、かなり悩みました。
しかし14冊と言えば、たいそうな重さになります。
しかも一冊も読んでないので、
一冊目でくじけてしまったら~などなど
考えて、買わずに帰りました。
それにしてもすごい偶然。
「円地文子の源氏物語」(全三巻)は
前に二巻だけあったのを買ったので、
今回は一巻だけ見つけて、それは買いました。
もちろん、105円。
初めて全集なるものを読破したのは、
娘が幼稚園の頃。
「松下竜一全集」。
俵万智さんのエッセイで紹介されているのを読んで、
読む気になった。
今回ははたして読破までいくか!
ちょっと自信なかったりして…