今日は娘の遠足日。
バスで一時間ちょっとのところにあるダムに行くそうだ。
昨日も楽しそうに準備をしていた。
で、遠足の準備と言えば、お菓子。
210円までの制限を気にしながら、あれこれ買うのが楽しみらしい。
先週末にオットと娘が二人ででかけて、
意気揚々と帰宅してきた。
手にはお菓子の袋!
どうやらお菓子パックなるものがあり、値段も210円。
しかも中身の大半が
うまい棒なのだ。
うまい棒。
一本10円のスナック菓子。
あのカールが棒状になった…といえば分りやすいか。
やさいサラダ味、めんたいこ味、とんかつソース味、チーズ味、
それはもういろんな味がある。
10本以上は入っていた。
なにしろ一本10円、10本でも100円なのだ。
先日、読んだ角田光代さんの対談集でも
うまい棒が登場していた。
彼女もうまい棒を買ったらしい、しかも大人買い!
めんたいこ味が好きとも書いてあった。
大人買いとは、子どもの頃には買えなかったものを
大人になってまとめて買うという意味らしい。
例えば、漫画全巻とか、うまい棒20本とか…。
そう言えば、以前読んだ川上弘美さんのエッセイでも
うまい棒が登場した。
なんでも二人の息子さんにうまい棒を買ってあげたらしい。
それも別々に。
なんだか川上さんがうまい棒を買うシーンをどうしても
描き出せなくて、いまだに覚えている。
「ブログで紹介するから写真撮るね。並べてくれる」と娘にお願いする。
そして、「めんたいこ味を持って」といちいち指示する。
素直にめんたいこ味を持つ娘。
取り終わったあとに、
「うまか棒、ありがとう」と言うと。
「それ、うまい棒」とかわされた。
トホホ。