人は教えられても身に付かん。気付かにゃ。 2016-07-08 17:19:27 | 法話 釈尊の主治医が若い頃名医の門を。弟子入り条件として「10キロ四方の土地を決め、薬にならん草花を探して持って来い」と。が探せど探せどこれは根が、茎が、葉が、花が、と全て何かしらの薬に。数年後落胆して戻ると名医が「お前に医者の免状を与える」と。可愛い子には旅をさせよ、自立の早道だね。
二兎追うものは、一兎をも。 2016-07-08 12:41:15 | 法話 人生は右か左か選択を迫られる事って結構に。が、基本迷ってる時はどちらでもいいから迷ってる事が多い。寿司が食べたかったら迷わず寿司屋に行くべ。老齢の住職が二つの経典「片方しか勉強する時間が残ってない」と後ろに放り投げて遠くに飛んだ方を勉強したげな。欲を断ち切る方法としては有りかも。
恩を忘れたら人はまた同じ過ちを。 2016-07-08 05:51:32 | 法話 父3回忌法要の時息子が「爺ちゃんが手術台で内臓を放り出された状態を見てどう思った」と聞かれ、当時の事が走馬灯の様に脳裏を。「そうだな、まず思い出すのは檀家さんの『私達が住職を使い殺した』の言葉かな。その『私達』の中には当然父さんも」と。年忌は故人から受けた恩を忘れぬ為にする法要。