目の不自由な方を集め「象」を触らせるという仏教逸話が。ある人はお腹を触り壁みたいなものだと。ある人は足を触り丸太みたいだと。一人一人が自己主張を展開しとうとう最後は大喧嘩に。その様々な主張に耳を傾けた者が「象はこういうものだ」と結論を。政治を含め組織を束ねる長のあるべき姿を提示。
長年変化がないと若者が相談に。「家族以外で君の周りにいる人達を見れば今の自分のレベルが見えてくる。この人からは得るものはない(知識も含)と判断すれば、人は自然と離れていく。気付けば周りは同じレベルの人達だけ。類は類を呼ぶとはそういうこと。居心地の良い場所から抜け出してごらん」と。
新入社員女性が古参の女性にいじめられると毎日泣いてお寺へ。この子は檀家娘で幼い頃から特別の癖が。正面に顔を置かず目だけ向けて対話。言葉語尾音を下げるから不服調に。常に無反応で笑顔不足。全て改めろと。2週間後「相手に変化が」と喜んでお寺へ。「問題は君の方だった、ということだな」と。