1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

お寺へのお布施は国の血税と同じ。

2016-07-15 16:39:22 | 法話
月6万の年金で一人暮らしする老婆の家へ仏壇参りに。見ると太陽の光が差す窓際に水を入れたヤカンが。尋ねると「ああしとけば温もる。その後火に掛けたらガス代の節約が。仏さんのただ使いは出来ん。葬式代くらいはな」と。「こういうお方の尊いお布施でお寺は経営を。1円も無駄遣いは」と子供達に。

責任を背負う者を社会人と。

2016-07-15 12:20:08 | 法話
大学卒業後就職先の会社で人間関係の泥々に「学生時代のバイト先は和気藹々として良かったのに」と愚痴を。「そうかな。当時は学生だからと多少の失敗も開けて通してくれていたんじゃないのか。社会人としてそのバイト先に就職したらその頃の待遇とは違うと思うがな。同じ畑でも立場違えば」と若者に。

晩年幸せな夫婦の会話。

2016-07-15 07:06:40 | 法話
結婚当初痩せていた妻が数十年を経て別物に。「契約違反だ」と主人が法要後茶話会で笑いを提供。返す刀で奥様が禿げ散らかした主人を指摘。そこに第三者が「まあまあ、容姿は。顔なんてものも男性が老いたらほぼゴリラに、女性は亀に似てくる。外見なんて、ね」と毎度同じ話が。充実感溢れる光景だね。