1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

般若心経の教えの一つ。

2016-07-28 17:22:57 | 法話
人は「目耳鼻口体心(六根)」の道具を使って動く。これにはそれぞれ「好き、嫌い、どちらでも」があり、さらに「綺麗、汚い」を含む。「好きだけど汚いな」など。人はこの6×3×2=36道具で動く。過去も現在も未来も。つまり36×3=108、これが煩悩。除夜の鐘はこの煩悩を落とせよと叩く。

甘えられる相手がいる間は。

2016-07-28 11:51:34 | 法話
シャンプーが空だと文句を。トイレットペーパーがないと文句を。風呂が沸いとらんと文句を。使う前に全て自分で確認出来るものばかり。人を当てにするから文句が出る。文句言いは俺以外の誰かがするものと決めつけて動かん。文句を言える相手がいなくなったらどうするんかいな。きっと寂しいだろうね。

取り返しのつかぬ失敗をする前に。

2016-07-28 06:18:42 | 法話
法要後「山門から本堂まで石段130の間に電柱は何本立ってるね」と質問を。参拝何十年選手でも自信を持って答えた人非ず。人は常日頃の生活の中で意外と見落としているものは多い。住み慣れた家で段差につまずき痛い目をみて改めて再確認。常に身の回りに目を。特に親は子供の僅かな変化にも注意を。