1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

トップダウンも時と場合による。

2016-07-10 17:09:04 | 法話
人と人とは切磋琢磨しながら向上していくもの。そのぶつかり合いの比率が大事。掛け算で表せば一目瞭然。5分と5分の力がぶつかれば25馬力に。6分4分では24、8分2分では16と。片一方に力が偏れば偏るだけ総合力は低下の一途を。ワンマン社長、亭主関白、教育ママ等。人材、組織潰しの構図。

今日がなくして、明日はない。

2016-07-10 10:53:32 | 法話
明日があるさ、という言葉は聞く側からすれば前向きに動いている人にこそ相応しいと思える。今日をいい加減な人間の言葉では説得力はない。親が苦労して財を成し、子が好き放題に浪費し、孫がその煽りを受ける。所謂「長者三代続かず」の諺が。「子孫の為に財を残さず」の西郷隆盛公の言葉は真理にて。

素人を納得させる事が出来ねばプロとは。

2016-07-10 05:51:06 | 法話
人の臨終時には様々な人間模様が展開。特に特記すべき事は、親は子に恨みを持たれる様な生き方だけは。もう憎む相手はこの世にいないのに残った人間がこだわり続ける。親は子育てとしてのプロ。子(素人)に不信を与えるようではプロの仕事をしたとは。プロは素人を納得させることが出来て初めてプロ。