1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

わが足元の確認の為に信仰が。

2016-07-14 17:08:53 | 法話
我が身に降り掛かってくる事実から目を背けては駄目。間違いなく自分がしてきた事の結果が今突き付けられているだけ。そこに信仰が時に絡んでくる訳だが。「宗教、信仰は麻薬」とマルクスや毛沢東は示したが、事実と向き合い、乗り越える心を育てる為の存在なら必要不可欠にて。人には心の拠り所がね。

命あるものの最期は必ず死が。

2016-07-14 11:41:42 | 法話
葬式700回以上、人の最期に触れた数はそれ以上にて。余命時の様子は大きく分けて3つに。「死にたくない」と泣き喚く人。諦めて殻に閉じ籠る人。「世話になったな」と悠然と構える人、この姿が過半数。最期の姿が子孫に与える影響は非常に大きい。それまでの生き様が後悔の姿、充実の姿として形に。

机上の空論ばかりを述べる者。

2016-07-14 06:41:31 | 法話
諺に「真実は小説よりも奇なり」と。が小説も想像だけでは書けない。経験がないと頭には浮かばん。面白い小説は経験(真実)という土台があるから。絵空事では読み手の心は打てん。老いた親の世話、子育て、病人看病なども同じ。未経験者に限って理想的な机上論を。理想と現実は差は経験者のみぞ知る。