子の成長を見守る有難い親心を表す言葉に「這えば立て、立てば歩めの親心、わが身につもる老いを忘れて」が。生まれる前は男でも女でも、健康体であればと。が生まれた途端「末は博士か大臣か」と重圧を。期待をかける気持ちはわかるが、トンビは鷹は産まん。鷹の様に育つことはあっても。無理強いは。
人は誰1人として順風満帆の人生を続けられる者などは。威張り腐っていても自分の力だけではどうしようも出来ん場面が必ずやって来る。その時に泣きつける場所(人)がありますか。その場所に対し現在、感謝し、大事にしてますか。困った時だけ、必要な時だけ、泣きついて助けてくれるのは、家族だけ。
初めて子を授かった時、子が初めて言葉を出した時、歩いた時、学校に入学した時、反抗してきた時、挫折した姿を見た時、結婚をした時、わが子の子(孫)が生まれた時、自分の弱い姿(病気など)をわが子にさらした時。親はどんな思いだったんだろうか。一つ一つ経験して少し親の心がわかった気がする。