30年間夫婦に会話のない奥さんが縁あって四国に。巡拝中全く主人に連絡を。嫌がる奥さんに「このご縁を授けて頂いて有難うございます。1週間も不自由をさせて申し訳ありません。明日戻ります」とメールをせいと。次の日「了解」と返信が。帰宅すると主人の態度が一変。さて、何が原因だったのかな。
4歳時海難事故で両親を同時に失い奉公へ。そこのドラ息子が「心配するな。俺が一生お前を守ってやる」と。「その一言だけで一生分の幸せを貰った」と好き放題生きた主人を生涯支え続けた。成長した子供が「離婚しろ」と怒号を。「育てられた者が吐く言葉か、黙れ」と母親が一喝。私の祖父母の話です。
晩年老人病院に入院した祖母。世話になった中国人医師が「孫さんや、この病院には親を放り込んで何年も見舞いに来ん親不孝者が何人も。今に見とれよ、わが子から同じ目に」とお会いする度に怒りを。その会話を息子が聞き「祖父母を大事にしない親の姿を見て子は育つんだから、そりゃそうなるよね」と。