1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

嘘は必ずばれる。必ず結果が出るから。

2016-07-25 17:47:12 | 法話
私はわが子に「どんな小さな嘘でも、嘘は嘘」とこれだけは厳しく教育を。必ず人を巻き込み迷惑を掛けることに。「頭隠して尻隠さず」で隠しおおせる物などない。人の数の倍の目が注がれているし、動けば必ず後々結果が出てくる。中には墓場まで持って行く事例もあるが、それは1人で抱えられる物だけ。

可愛いばかりが愛情じゃない。

2016-07-25 11:03:53 | 法話
江戸時代臨済宗に盤渓(ばんけい)なる高僧あり。寺の庭に鹿が入り込むので竹で追い払っていたら信者が「何故そんな無慈悲な事を」と問うと「ここで追い払っておかねば鹿は人に慣れて警戒せんようになる。そうなると最後は悪い人間に捕まって殺されるじゃろ」と。本当の愛情って何。昨今の親への警鐘。

露払いを親がやり過ぎ。

2016-07-25 05:25:10 | 法話
一流街道を歩んだ子が就職で初の挫折。親のいき過ぎた過保護の挙句の結果。「元来人生は何歳でスタートしても遅くはない。挫折を繰り返し大器晩成と評された人は山程。自分で足を止めない限り第三者が君の足を止める事はない。福田康夫さんは齢50を過ぎて政界入りし総理にまで」と人生悲観の若者に。