私の子供の頃は、親からは勿論のこと、先生からも「親に従順でなければならない」と教えられ、「親に従順な子は物事を成し遂げる立派な大人になる」と教えられました。このように教えた両親も、先生もクリスチャンではありませんでしたが、それでもきちんと導き・助言を与えてくれていました。あなたも、ご両親からそのように教えられて育った方であれば幸いです。
聖書は、子供たちに次のように助言しています。
「子供たちよ、主と結ばれたあなた方の親に従順でありなさい。これは義にかなったことなのです。「あなたの父と母を敬いなさい」とあり、これは約束を伴った(エホバ神の)最初の命令です。すなわち、「それはあなたにとって物事がよく運び、あなたが地上で生きながらえるからである」。また、父たちよ、あなた方の子供をいら立たせることなく、エホバの懲らしめと精神の規整とをもって育ててゆきなさい」(エフェソス6:1~4)。
上の聖句に示されている通り、聖書は子供たちに「親に従順でありなさい」と教えています。子供が親に従順であることは、エホバ神の義にかない、父と母を敬っていることになるからです。しかも、この言葉は、エホバ神の命令なのです。しかも、子供が親に従順であるなら物事がよく運び、地上で生きながらえる、つまり、物事が順調に進み、満足のゆく生活をおくることができるからです。それはなぜでしょうか。聖書は親に、まず神エホバを愛し、み言葉を学び、その教えを自分の心に置き、神エホバの教えを日々、自分の子供たちに教え込むように教えています(申命記6:4~9)。神エホバの教えに基づく教え・助言は「自分の道を成功させ、賢く行動できるからである」と、保証されているからです(ユシュア記1:8)。親は自分の子供の益になることを最善を尽くして教えるので、親に従順である子供たちは幸いです。しかし、聖書は親に「子供をいら立たせることなく、エホバの懲らしめと精神の規整とをもって育ててゆきなさい」と諭を与えています。親には愛に基づく温和で辛抱強い導きが必要なのです(ガラテア5:22,23)。
この教えは、子供たちだけではなく、大人も親である神エホバの教えに従順であるように教えています。神エホバは私たちを益することのみを教え、人生が平安と義に満ち、永続する幸福の道を歩むことができるようにしてくださるのです(イザヤ48:17,18)。従順という特質を育み、あなたの従順な生き方はイエスに見倣った生き方をしていることになります(フイリピ2:5~8)。
流木の 山の被災地 立ち向かう 今日の一句
- 九州北部の豪雨被災地のニュースから -
ご近所の鉢植えの「クレマチス」