イエス・キリストは弟子たちのことを「わたしはあなた方を友と呼びました」と、述べ、「自分の父(エホバ)から聞いた事柄をみなあなた方に知らせました」、「わたし(イエス)があなた方(弟子たち)を選びました」と、教えられました(ヨハネ15:15)。これらの言葉は、イエスが弟子たちに「互いを愛すること」のおきてを与えられた後に述べられた言葉です(ヨハネ15:12)。イエスの友であり、イエスがお選びになったイエスの弟子たちは世から憎まれ迫害を受けること、とその理由を次のように教えられました。イエスの弟子たち、真のクリスチャンたちは世(一般の人々)からなぜ憎まれ迫害を受けるのでしょうか。
「もし世(一般人類社会)があなた方(弟子たち)を憎むなら、あなた方を憎むより前にわたし(イエス)を憎んだのだと、ということをあなた方は知るのです。あなた方が世の者であったなら、世は自らのもを好むことでしょう。ところがあなた方(弟子たちは)は世のものではなく、わたし(イエス)が世から選び出したので、そのために世はあなた方を憎むのです」(ヨハネ15:18,19)。「彼ら(一般の人々が)わたし(イエス)を迫害したのであれば、あなた方おも迫害するでしょう」(ヨハネ15:20)。
上の聖句に示されている通り、イエスの弟子たち・真のクリスチャンたちは世(一般人類社会)から憎まれ迫害を受けることを、イエスは予告されました。なぜイエスの弟子たちは愛と公正によって神の王国の良いたよりを宣明する善いことを行なって、憎まれ迫害を受けるのでしょうか。それは、まず世がイエスを憎んだからである、と教えられました。神の王国の良いたよりの真理を受け入れない世は、まずイエスを憎んだゆえに、イエスの弟子たちがイエスの命じた通り、真のクリスチャンとして神の王国の良いたよりの真理を証しするゆえに、世は憎むのです(マタイ24:14)。さらに、イエスの弟子たちは、イエスが世から選び出し、世の者でないゆえに、世が憎み、迫害をするのです。それは、イエスの弟子たちは神の王国と神の義をいつも第一に求め、清い民「エホバの証人」のクリスチャンとして歩み、もはや「肉の業」を行なわず、霊の実を培い新しい人格を身に着けているからです(マタイ6:33.イザヤ43:10.ガラテア5:19~23.エフェソス4:20,24)。
イエス・キリストは有名な山上の垂訓の中で、イエスのために、弟子たちを非難し、迫害するなら、あなた方(弟子たち)は幸いです。天において・神の王国においてあなた方の報いは大きい、と教えられました(マタイ5:11)。真のクリスチャンたちは、神の王国における報いを一心に見つめ、憎まれ、迫害を受けても最後まで忍耐することができるのです(マタイ24:13)。あなたは、如何でしょうか。
夏休み 友との交友 築き上げ 今日の一句
鉢植えの「バラ」