神エホバは、イザヤを通して、ご自分が公正の神であるゆえに、ご自分の民のイスラエルに代わって、エジプト、エチオピア、及び近隣のセバを贖いとして与えることを伝えました(イザヤ43:3後半。4)。
神エホバは、ご自分の民の流刑者たちに対する力強い保証の言葉を、イザヤを通して次のように告げられました。
「恐れてはいけない。私(エホバ)はあなた(ご自分の民のイスラエル)と共にいる。東からあなたの子孫を連れてきて、西からあなたを集める。北に向かって「引き渡せ!」と言い、南に向かってこう言う。「引き留めるな。私(エホバ)の息子たちを遠くから、娘たちを地の果てから連れて来るように。彼ら(イスラエルの民)は皆、私(エホバ)の名で呼ばれており、私(エホバ)が自分の栄光のために創造し、形作った者である」」(イザヤ43:5~7)。
神エホバは、ご自分の契約下の民のイスラエルを、息子たち、娘たちと呼び、愛する故国に自由の身にし連れ戻す時、地の最果ての場所でさえ、エホバの助けの手が届かない所はありません(エレミヤ30:10,11)。その人たちの目には、こうして解き放たれたことは、かってのモーセによるイスラエル国民のエジプトからの救出もしのぐものと映るに違いありません(エレミヤ16:14,15)。
神エホバはご自分の民に、その民が神エホバのみ名によって呼ばれていることを思い起こさせ、イスラエルを救出するという約束を裏付けています(イザヤ54:5,6)。それだけではなく、神エホバは、解き放つというご自分の約束にもみ名を付しておられます。そうすることによって、預言の言葉が成就する時に必ず、ご自分に栄光が帰されるようにしているのです。神エホバは「イスラエルの民をご自分の栄光のために創造し、形作った」と宣言し、「恐れてはならない。私(エホバ)はあなた(イスラエルの民)と共にいる」と、力強い保証を与えられました。今日も神エホバは、ご自分の民と共にいてくださるのです。
小春日や 婦人深めの 冬帽子 今日の一句
夕暮れ前の我が家からの「宇和島城」